男のほのぼの日記

2023/08/30(水)21:40

暗闇仕留人 第9話「懸想して候」

暗闇仕留人(27)

。。。 暗闇仕留人 第9話「懸想して候」 香具師が板についたおきんは縁日でシガレットを叩き売り。そこに浪人たちが現れ、毛唐の物を売るとはけしからんとブーイング。おきん激昂「手前エら一度でも毛唐にケンカ売ったことあんのかよ!」。尤もだ。しかし浪人たちも激昂、刀を抜いておきんの帯を切りつけ&引っ張ってあーれー状態。本気の浪人たちに恐怖を感じたおきんは震えながら逃げだす。そこに粋な担ぎ呉服イケメンが、安物と断りながらも帯を与える。ときめきの瞬間。しかし主水と岡っ引きの姿を見ると顔色を変えて立ち去る。主水は女が浪人たちに乱暴されていると聞いて駆けつけたのだ。その夜、殺し屋を追っていた目明しが殺される。殺し屋は呉服屋の文七と名乗り一年前から奉行所に追われていた。文七とは粋な担ぎ呉服イケメンのことだ。おきんは文七を匿い、旅に出ている弟の物だと言って半次の着物を着せる。何となく惹かれあう二人。ロマンスの神様どうもありがとう。翌日、文七は元締・辰五郎を訪ねると惚れた女ができたので足を洗いたいと申し出る。今さらそんなこと言われてもなあ。人相書きも出回ってるし。しかも目明しまで殺してるし。そこで辰五郎は足を洗う条件に材木問屋・檜屋の跡取り息子・音松の殺しを命令する。ただし音松は六歳。依頼主は檜屋の後妻・おしの。檜屋とおしのの間に子どもが生まれたのだ。「子守唄でも歌って楽にあの世に送ってやんな」。つうことで飴屋に扮して音松に接近するがちょ無理です。その頃おきんはめしを作りながら文七が訪ねて来るのを待っていたが、長崎から半次が帰ってくる。おみやげは鰐皮のハンドバック。アイスクリームが美味かったよ。しかしおきんは半次に別れ話を切り出す。「なんだお前、俺が留守の間に男でもできたのか」。泣き出すおきんを明るくなだめる。元々夫婦でもなくたまたま一緒に住んでいただけだ。『仕置人』チーム解散後、逃亡生活で苦労したからね。半次が表に出ると文七が立っていた。「そうかいお前さんかい、おきんのイイ人ってのは。そうか、まあせいぜいおきんをよ幸せにしてやってくれよ。頼んだぞ!」と威勢よく出て行ったもののしょんぼり。大吉は半次をなだめるが、裏稼業に浸かりまくったおきんが堅気になることを認めるわけにはいかない。「それじゃおきんがかわいそうじゃねえかよ!」と言いながらも半次は「一両やるから殺してくれよ!」と泣き喚きながらおきん殺しを依頼する。そしておきんと文七はビッグラブ。おきんは両親の顔を知らないまま育った。特別な苦労をしたつもりもないが、最近はそんな暮らしが嫌になってきた。暖かい家庭がほしい。翌日、緊急会議。おきんの足抜けを認めない大吉。おきんの気持ちも分かるが、大吉の言い分も分かる主水。そこへ貢が現れあやが作った花束をおきんに贈呈。おきん感激。大吉ぶち切れ。「糸さんよーあんたおきんが足を洗ってどこの馬の骨とも知れねえ野郎と所帯を持つのすんなり認める気か?」「あんたどうして認めないんだ?」「どうしてっておめー俺たちは仮にも殺しを商売にしてんじゃねーか」「だから?」「だからって・・・そんな奴がお前え人並みの幸せを掴もうなんてふざけちゃいけねーよ!」「そりゃあんたの覚悟だろ?自分の覚悟を他人に押し付けるのはどうかと思うね」「他人?ふーん俺たちは仲間じゃなかったのか?」「そりゃ仲間さ。しかし大吉さん、どだい殺しなんてもんは自慢できる稼業じゃないんだ。私は今に天罰が下ると思ってる。だからこそ私たちの仲間からまともな幸せを掴む人が出てきたら私は素晴らしいことだと思いたいんだ」。しかし一つだけおきんに確認。相手の男は堅気なのか?「ええ」「そうか。所帯持ったら一日も早く俺たちのことは忘れるんだ」。ところが翌日、音松の遺体が見つかる。半次は主水が手にしていた手配書を見て驚く。人相書きの男は文七だった。一方、文七は歩けないほど憔悴し切っていたが五十両を手にしていた。そして緊急会議。主水はおきんに文七が子どもを殺したと告げる。おきんは自分で始末をつけると言って家に戻る。「やっぱり・・・ちっちゃい子を手に掛けたんだね。なぜ・・・なぜそんな非道なことを」。文七は殺し屋だとカミングアウトする。「そんな俺でもガキをやったのは初めてだったぜ。あんまり気持ちのいいもんじゃねえ。なぜやったかって?やらにゃあ俺が殺される。人間とことん手前えの命は惜しいもんだ」「あたいは命なんか惜しくない!あんたを殺してあたいも死ぬ」。包丁を振り回しながら文七に飛び掛かるが包丁を奪われる。その時、貢が文七に撥を突き立てる。貢の後ろには主水、半次、大吉が控えていた。文七は音松殺しは檜屋の後妻・おしのと辰五郎の依頼だと告げて絶命する。おきんは文七の巾着から出てきた小判を手に取ると「これで音松坊やとこの人を仇を取っとくれ」と主水たちに殺しを依頼する。そして一人なると「あたい、あんたに会ったことを後悔しないよ」と文七に話しかける。翌日、主水は辰五郎をぶっ刺し、大吉がおしのの心臓を握り潰す(※レントゲン撮影&心電図)。数日後おきんがぼんやり縁日で商売。半次はしれっとおきんの隣に座ると車寅次郎風に威勢よく啖呵売を始める。ニコニコするおきん。お・わ・り

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