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テーマ:心のままに独り言(8616)
カテゴリ:本
リアルに財布を忘れて全然ユカイではない。
早坂暁『早坂暁 必殺シリーズ脚本集』かや書房 普通に面白い。結構なボリュームなのにさくさく読めて楽しい。20代の頃に出版されていたら狂っていただろうな。 『追悼 学生時代の立岩さん 1979~』 面白かった。さらさらと読めるが重たい。そしてもっと読みたい。 後藤基行『日本の精神科入院の歴史構造 社会防衛・治療・社会福祉』東京大学出版会 ぶっちぎりの面白さで二日で読了。序章で飛ばしまくり。定説を滅多斬り。呉秀三を批判した文献はこれまで読んだことが無い。その他いろいろで豪快超おもしろ本。 日本再建イニシアティブ編『民主党政権失敗の検証 日本政治は何を活かすか』中央公論新社 「そうだろうなー」と思っていたことがきちんと検証されていた。読み物としても面白い。学ぶべきことも多い。 炭谷茂『社会福祉の原理と課題 「社会福祉基礎構造改革」とその後の方向』社会保険研究所 期待外れだったが、炭谷茂の人物像を知る上では大当たり。大学に入りたての学生か?と思うぐらいピュアなことが延々と綴られている。官僚はもっとドライだと思っていたが、戦後最大クラスの大改革を成し遂げた人物がこんな気恥ずかしいことを考えていたのかと思うと逆に頼もしく感じた。 中井久夫『「つながり」の精神病理』筑摩書房 読みやすい文章がまず素晴らしい。内容もとてもわかりやすい。中井久夫コレクション読破にチャレンジしたくなってきましたよ。本当に読みやすく分かりやすいので付箋貼りまくり。『ドラえもん』の論考が素晴らしかった。これ未発表だったのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月05日 08時27分56秒
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