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テーマ:心のままに独り言(8579)
カテゴリ:必殺仕業人
白けた季節の匂いがするわ。
必殺仕業人 第5話「あんたこの身代わりどう思う」 剣之介とお歌は逃亡生活に疲れてきました。身元がバレないよういつも白塗り、通りすがりの連中に笑われる、あちこちに貼られている手配書、何かと岡っ引きに目を付けられる。こんな生活もー嫌。つうことで主水にしばらく落ち着ける場所を紹介してほしいと相談。おススメできないと言いながら地図を広げ町名のない場所を指す。「前科者、無宿者、食い詰め浪人から所払いされた商人までありとあらゆる訳ありの人間が集まってくる場所だ。そこなら町方の手は及ばねえし他人の古傷を詮索するような物好きな奴はいねえ。お前エたちには格好の場所だぜ。俺たちはそこを隠里と呼んでるんだ」。つうことで隠里へ。子どもがタバコ吸ってたり、死体が転がっていたり、障害がありそうな人がいたり、ものすごくヤバい雰囲気に元エリートサラリーマンの剣之介は絶句するが、お歌はすっかり気に入る。ある日、出戻りの銀次は嫌々解き放し、主水に口入屋を紹介され蔵前の両替商・和泉屋で下働きすることになる。その頃、和泉屋ではばか兄弟ならぬばか親子がプチ騒動。変態エロマニアのばか息子・清太郎(一文字隼人!)がヤリ過ぎて女郎の首を絞めて殺してしまったと言う。「お父ちゃん!私は殺すつもりはなかったんだ!私は冗談で首を絞めただけなんだ!それをあの女郎がムキになって・・・わーん」と父親の和泉屋(犬飼一郎)に抱き着く。和泉屋はちょっとオカマキャラ入ってます。オカマちゃんとばか息子。そこへ岡っ引きがご来店。さっそく怪しまれてやべーよ。そこで口入屋の元締・長次郎に相談。長次郎は清太郎の代わりに替え玉を用意して下手人にすれば良い。隠里からどうでもいい人間を替え玉に仕立て上げるナイスアイディアに二人共大爆笑。その頃、剣之介とお歌はフレンドリーに接してきた芸人カップルに身の上話を聞かされる。男は元呉服屋のぼんぼん・伸吉(小坂一也)。遊びまくった挙句馴染みの芸者・おとせ(赤座美代子)と駆け落ち。心中しようとしたが失敗。結局ここに流れ着いた。でも「これっぽっちも後悔してませんよ」と今でもラブラブ。と言いながら翌朝仕事を探しに出かける。本音はまともな仕事に就いて一刻も早くここから出たい。でも仕事にあぶれてしまいしょんぼり。そこに差配師の由造が近づき一人分だけ別口の仕事があると近づいてくる。やいとやが女郎屋で女郎を施術中、背中に傷を見つける。その様子を変態の清太郎が覗いて興奮していたが、女郎が変態マニアの清太郎に噛まれたと話し始めたためやべ。でもガチの変態なので覗き続行。そこに清太郎を探しに来た和泉屋登場でやべ。和泉屋は連れてきた銀次に清太郎を捕まえるよう命じるが「ダメダメダメ。あっしはね捕まるのは得意ですけどね捕まえるのはどうもダメ」とナイス言い訳。そんなこんなで伸吉が女郎殺しの下手人に仕立て上げられる。新吉は拷問を受けながらも身に覚えがないと抵抗、密告で捕まったが決め手がないため是が非でも自白させられようとしている。一方おとせは伸吉の帰りを待っているが、隠里では人が一人二人姿を消してしまうのは珍しいことではない。翌朝、主水は伸吉に女郎殺しの罪で死罪を申し付けながら、伸吉の着物を身寄りの者がいたら渡してやると言う。伸吉は着物の衿に四両が縫い込んである、それを隠里にいるおとせに渡してほしいと主水に頼む。その夜、和泉屋は長次郎に替え玉の御礼を言いつつ、暇を持て余している清太郎に女を紹介してちょと依頼。ゲスイ長次郎はおとせに「伸吉が待ってるよ」と誘い出して清太郎の部屋に通す。清太郎は興奮&うきうきでおとせを押さえつける。「あれがあの子の病気でしてね」「どうせ身元の分からない女です。煮るなり焼くなり好きなようにやって下さい」。極悪笑顔を浮かべる和泉屋と長次郎。翌朝、主水は隠里を訪れるとおとせに伸吉の着物と四両を渡す。おとせに伸吉の居所を聞かれるが「どこにってお前エ・・・」。おとせは伸吉が女郎殺しの罪で捕まったと聞いて由造を取り調べてほしいと訴えるが、伸吉は今朝処刑されていた。咄嗟におとせは表に出て走り出す。全身傷だらけだ。そして井戸の前で立ち止まって振り向くとものすごい形相で主水を睨みつける。「罪のないうちの人を殺しちまって!」汚い!お役人はみんな汚いよ!あんたたちは人の命なんかより賂のほうが大事なんだろ!お金ならくれてやるよ!」と叫びながら主水に四両を投げつけると井戸に身を投げる。主水は捨三に由造の素性を調べさせ、長次郎、和泉屋と繋がっていることが判明する。さらにやいとやの証言で清太郎が下手人に違いないことが明らかになる。「この金には伸吉の恨みだけじゃねえ。井戸の底で泣いているおとせの恨みも籠ってるんだ」。剣之助は主水から一両を受け取るとおとせが身を投げた井戸にお歌と花を手向ける。主水は内職の傘を背負って仕事に向かう。やいとやは縁起を担いで新しい足袋に履き替えると女郎相手に変態プレイ中の清太郎の許へ。灸のツボをレクチャーしながら清太郎の額に針を打ち込んで始末する。剣之介とお歌は長次郎と由造をダブル絞め殺し。そして主水は傘越しに和泉屋を刺殺する。翌朝、主水の許に長次郎が殺されたとの知らせが入る。そこに銀次が連行されてくる。「和泉屋の香典を二分ばかりくすねてきたんでさ。頑張りまーす!」。ニコニコの銀次に呆れる主水。お・わ・り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月27日 12時02分40秒
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