アウト・ドアめし

2009/12/29(火)06:14

忌野清志郎のImagine 耳こそはすべて

音楽(404)

忌野清志郎の「Imagine」イマジン、この曲の発想は、ヨーコの思い出から生まれた。太平洋戦争中、食べ物がなくて、雲をケーキに見立てて、食べたヨーコの思い出が、グレープフルーツという詩集にまとめられた。コーコの詩集は、想像してごらんなさいという書き出しで始まる。ホテルの部屋でジョンはこの詩集を読み、そして、イマジンを作詞し、曲にした。金スマ(12月25日放送)で、初めて知った。 ヨーコの詩は、グレープフルーツジュースというタイトルで再販されている。  今回のジョンレノンスーパーライブで、忌野清志郎が3D映像でよみがえった。YOU TUBEで見たことのある清志郎のイマジンが、本当に生きているかのように、ステージで、立体映像でよみがえった。スターウォーズのR2-D2が再現したレイア姫の立体映像(ホログラム)のような清志郎が武道館ステージに現れた。「夢かもしれない でもその夢を見てるのは 一人だけじゃない   ・・・・・・ほら、ここにいるぜ」と叫ぶ清志郎に胸が熱くなった。3Dだから、本当に夢かもしれないという気持ちが高まった。確かにそこにいた。想像するって大切だ。それだけで、何かが変わる。自分の気持ちが変わり、何かが動き出し、何かが現実となる。  天国は無い ただ空があるだけ 国境も無い ただ地球があるだけ みんながそう思えば 簡単なことさ 社会主義も 資本主義も 偉い人も 貧しい人も みんなが同じならば 簡単なことさ 夢かもしれない でも その夢を見ているのは 一人だけじゃない 世界中にいるのさ 誰かを憎んでも 派閥を作っても 頭の上には ただ空があるだけ みんながそう思うさ 簡単なこと言う 夢かもしれない でも その夢を見ているのは きみ一人じゃない 仲間がいるのさ「ほら、ここにいるぜ」 夢かもしれない でも その夢を見ているのは きみ一人じゃない 夢かもしれない でも一人じゃない 僕らは薄着で笑っちゃう                                                ああ笑っちゃう 僕らは薄着で笑っちゃう                                                一人ぼっちじゃないかもしれない、かもしれない、夢じゃないかもしれない                             きみ一人じゃない 違う 仲間がいる一人ぼっちじゃない ああ 夢かもしれない                                     かもしれない かもしれない かもしれない 夢じゃないかもしれない                      一人じゃない 違う 違う ああ  清志郎の伝説の詩集が最近蘇った。 ←2009年、急逝したKING OF ROCK忌野清志郎による伝説の詩集。詩という形で初めてわかる「清志郎の本当に伝えたかったこと」。「解説」は角田光代が書き下ろし。  内容 「雨あがりの夜空に」から「スローバラード」まで未発表を含む64篇を収録。 私はこの人の言葉にこそやられたのだ。―角田光代(解説より)

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