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カテゴリ:しまった!
5月31日
何日も経ってから書くので、日付けが違っている。 11時過ぎにもう一度温泉に入ろうと思っていたけど、横になってテレビを見ていたら眠ったり覚めたり、番組の内容もろくに判らなかった。11時。ショータンもよく眠っていたので、温泉へ浸かるのはやめた。 窓から外を見るとかなり綺麗な夜景。雨が降っていて、灯りがにじむ。クーラーを切ったら、夜中暑かった。布団をめくってシーツ一枚かぶった。山も無い、お月さんも星も無い。 朝、6時10分に大浴場へ行く。やっぱり展望は白だった。 食堂で、窓際のテーブルに付くと、庭の芝桜花壇が昨日見た時より色褪せていた。お日様が雨雲の上にいるので、花はまだ寝ているのだ。でも、長島やうちの芝桜はとっくに終わったのに、咲いているだけでもちょっとトクしたような気がする。 9時に出発。雨は止みかけ。寒い。昨日半袖で来たけど、長袖を上へ着る。 「何処へ行く?」 バルーンフェスティバルは、いつもあるのではないらしい。取出町百番観音も良さそうだけど、東名阪へ出ようと、道筋の貞祥寺をナビで設定した。地図では、そばに洞源湖という小さな湖もある。 お寺の門のすぐ手前に湖があった。駐車場が判らなくて、湖を1周しながら農家の庭や畑に咲いている菖蒲やルピナスを撮って、またお寺の前へ来た。湖の中に大小の島があり、黄色い花が咲いていた。写真を4、5枚撮って、さてお寺の方へ行こうとしてショータンが言った。 「クルマ、当たってるな」 悪い癖で、いつも前向きに駐車するから車止めによくぶつかる。私が覗いてみた。3センチほどのこすり傷。「当たってる」 ショータンも後戻りしてボディの下を確認した。「あっ」 「もう、お寺へ行くのん止め。帰ろ」 お寺へ参らずに帰ったって、傷が消えるわけではないのに。 「帰ろ帰ろ」 須玉をゴールにナビを編集。73キロ。 千曲川を左に見て、南へ。雨は止んで、空が明るくなった。川の、幅の狭い所に鯉幟が10匹ほど、ロープで吊るしてあった。方々の川にこの鯉流しがあるけど、立てたポールに結びつけるのではないから、風が無ければ目刺状態。 「お昼、なに食べる? 「お蕎麦」 ”信濃蕎麦”の看板や旗が目につく。 海の口温泉の辺りで”道の駅”に寄った。野菜は安くなかった。鉢植えの花苗も高かった。珍しいものもない。「蕎麦」の旗は立っていたが、ショータンは「こんなとこ、あかん」と車に戻った。 「お蕎麦や」と言っているのに、ショータンがクルマを入れたのは、”吉野家”だった。 「こんなとこまで来てギュードン!?」 「ゼイタク言うな」 贅沢とかモッタイナイの問題ではないだろう。払うのは私なんだから。土地の名物を食べなければ、話の種にならない。ショータンは旅の話をヒトにしないし、日記もブログも書かない。ショータンが注文する牛鉄鍋をお相伴した。 「一つはご飯半分な」 2人前お盆に乗せてきた女の子は、ご飯半分のを私の前へ置いた。 「半分はこっち」ショータンは自分の前へ引っ張る。私はダイエット中の太めに見えるのかなあ。一人前は食べきれないトシヨリに見えるのかなあ。 ------続------ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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