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カテゴリ:できごと
15年ほど前、母が手押し車を押して買い物に行った。
商店街を逸れた所で、後ろから来た自転車の少年にドンッと自転車を当てられて押し車ごと転び、ハンドルで顎を強打した。少年は、母が手首に掛けていたカバンをむしり取って、自転車で逃亡した。 お医者さんは「全治20日の怪我」と言った。けど、家伝薬で10日で治した。「なにを食べても痛い」と言いながら。 「中学生ぐらいの子やったけど、なにも後ろから突っ転ばさんでも、お金が欲しいと言うたらあげたのに……」 と母は口惜しがっていた。83歳だった。 今日同じように、自転車をおばあさんに当てた少年(16歳)が強盗致死容疑で逮捕された。おばあさんは73歳で、転倒させられた時脳挫傷を起し、事件から11日目に亡くなったという。 15年前から、小遣い欲しい少年の間で「ひったくりは年寄りを狙え」というマニュアルが出来ていたのだろう。 学校は、どんな教育をしているのだろう? 親はどんな育て方をしているのだろう。 していいととと悪いことの区別もつかない子供を「増やそう。増やそう」と政府は騒いでいるけれど、今のままでは世の中どんどん恐ろしくなる。 少年犯罪は、長期懲役刑がいい。親には1000万円以上の罰金だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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