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Jul 31, 2016
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相模原市緑区の知的障碍者施設の殺傷事件は少なくとも
防げた。 具体的に、衆議院議長宛の手紙の内容などから具体的に 犯行予告・犯行場所など書かれており、しかも犯行を予 告した人間が元職員であることなどから、一時的なもの でないことが予測できた。 しかも、植松容疑者はそう病と診断されて措置入院して いたのであるから、退院後は予告どおりの犯行に及ぶ可 能性は十分にあった。 警視庁は議長宛の手紙の内容から犯行の可能性は大とし て神奈川県警に連絡してそれなりの事件対応をとるよう に促したと推察される。 かって、黄昏は警視庁に身を置いていたとき、女性の有 名人の自宅をターゲットにした侵入強盗事件が発生した 際に捜査員の一員として捜査に携わった。 警視庁は犯人が名前を挙げた女性有名人の自宅の内外の 張り込みを１ヶ月に亘って行い犯人検挙に至った。 張り込みには、警視庁の刑事部挙げての大掛かりな体制 で望んだ。 また、セブンイレブンをターゲットにした押し込み強盗 事件が発生し、これも刑事部あげて内部での張り込みを 行い犯人を逮捕することができた。 当時、警視庁では犯罪防止と犯人検挙に組織を挙げて対 処していた。 今回の相模原における殺傷事件に対しては、神奈川県警 が組織を挙げて犯行の防止と犯人を事件発生直前に検挙 すべく体制をとることを期待していたものと推察する。 まず、犯行場所の特定、犯行の具体的な内容、犯行を行 う者の氏名と住所はわかっていることから、犯行場所の 内外の張り込み、犯行を予告した植松容疑者の個別監視 を実施すべきであった。 しかし、神奈川県警は行わなかった。あくまでも行政の 判断に頼ってしまい、甘い認識と漠然とした危機感しか なかった。 神奈川県警が何を言おうと弁解であり、県警の防犯体制 にマスコミなども指摘していない。 黄昏は、少なくともこの事件は未然に防げたのではない かと思わざるを得ない。 黄昏の周りにも、発達障害や知的障害の人たちがおり、 日々接する機会が多いが、みな純粋な心を持った素敵な 人ばかりで、その人たちをお世話している人たちも献身 的に取り組んでおり、植松容疑者は人間としても特別な タイプである。 亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ケガ をされた皆さんのご回復をお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
Jul 31, 2016 01:16:35 PM
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