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テーマ:たわごと(26839)
カテゴリ:国とか社会に対する考え(報道を受けて)
全く何を考えているんだか。権力の行使以外の何物でもないよ。センター試験の英語リスニング用のICプレーヤー。受験料が去年より2千円アップしたらしいが、どう考えてもこの小道具の費用としか思えない。
私がセンター試験(当時は共通一次試験)を受験したのは、共通一次が始まって二年目。今のシステムに比べると全く原始的なものだった。大学にせよ高校にせよ、リスニング(当時はヒヤリング)の音声は、教室の前側の黒板の上に付いたスピーカーからのものだった。共通一次のように、全国津々浦々で受験した成績が一枚の紙の上に並べられていくシステムであっても、例えば、ある試験場ではものすごい雷で音なんて聞き取れようもなかったというような事態だってありうるのだ。それから考えると、一つ教室の中でスピーカの真ん前の子と後ろの隅のことで生じる不公平感なんて些細なものだが、それとて、無視してしまうわけには行かない社会情勢だ。 だけど、だからと言って、一度きりの使用のために数千円を支払うのはどうなのか?しかも、きちんとした説明もなしだ。例えば、せめて個人負担はコードだけにして、機械は使いまわすとか出来ないものか。 こんなことをして喜ぶのは、49万個のプレーヤーを作って売上を上げたメーカーと、その間を取って儲かった卸業者くらいだろう。数が数だけに、きっと業者はとことん卸値を叩かれているはずだ。もの作り王国の日本を目指すと言う小泉内閣は、一体何を考えているのか。 ちりじりになって捨てられるから、大したこともないのかもしれないが、少なくとも、49万個のICプレーヤーが何らかの形で不要物として近々、「ゴミ」の仲間入りをすることは明らかだ。ゴミを減らせと言っている国が挙げて考えた結果がこれか・・・・・・。がっかりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月24日 15時43分36秒
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