ルアーラインの選び方

2007.08.02

カテゴリ：ブラックバス

ラインを（釣り糸）選ぶ時、

使うルアー、場所、など

ラインの性質を、解かっていないと

ルアーの動きが　ちゃんと出ない

フッキングが、あまい

せっかく、魚がかかったのに

取り込めない・・・

なんて事が、起こらないために

今回は、ラインの話です

まずはじめに

★ナイロン

比重が軽く、水に浮きます、負荷がかかった時伸びがありますが

その伸びのため、魚の当たりをはじきにくい

切れる時は、伸びながら切れるので、慣れると切れる瞬間が解かり易い

トップウォーター、クランク、ミノー、などの巻物ルアーに適しています

当たりをはじきにくい、ルアーが根がかりしにくいのが特徴

紫外線で風化するので、寿命が短い、３回ほど釣りに行ったら強度は半分だと思って下さい

吸水性が有るので、水に沈むようになったら、寿命です

★フロロカーボン

比重が重く、水に沈みます、負荷がかかった時、伸びがほとんどありません

伸びが、無いので、魚の当たりが解かり易い反面はじき易い

切れる時は、限界に達すると、スパッと切れます、リールのドラグで調節などがお勧め

ワーム系、ラバージグ、など比較的、底を狙う時、

太ければ、障害物の間を（ブッシュ、オーバーハング、ロックの間など）

狙う時に使います、

ラインが沈むので、ルアーをダイレクトに動かせ、当たりが、明確に解かるのが特長

岩などの根ずれに強いが、糸癖がつきやすい、紫外線での変化が起こりにくいので

比較的、長期間使えます、（傷などが有る場合は別）

吸水性は有りません

★ボナロン　（三菱繊維）

表面をボナンザコートしてあり

内部はナイロンとフロロカーボンの混合で、ナイロンとフロロの性質を持っています

比重はナイロンとフロロの中間で　水中で漂う、（サスペンド）

どのルアーでも、使えますが、性能を生かした

サスペンド系のルアーにお勧め　

ボナンザコートで　根ずれに強く、ガイドの滑りが良い、紫外線に強い

寿命は長持ち　吸水性は有りません（傷やささくれは別）

★ＰＥ

特殊繊維を編んで作ってあり、水を吸うとサスペンドなのですが、軽いので水に浮きます

糸癖はほとんど、付きません、

同じ太さなら、ナイロンの４倍ほどの引っ張り強度が有ります、

負荷がかかった時の伸びは、まったく無いと言っても良いでしょう

どのラインよりも、当たりは鮮明、手に取るように解かります

ただ、根ずれに弱く、

魚とやり取りしている時に　岩などに当たると、簡単に切れてしまう事も有り

引っ張り強度はダントツなので　立ち木、ブッシュなどには最適

ガイドの滑りはかなり良いですが、泥、砂などが付いた場合

ゴールドサーメットのガイドを、削ってしまうので、Ｓｃｉガイドがお勧め

選ぶ時は、腰のあるバークレーの製品がお勧めです

★スパイダーライン

見た目はＰＥラインと変わらないのですが、強度はナイロンの２０倍

根ずれにも強く、伸びもまったく無し、紫外線にも強い

使用感はＰＥラインと同じです、ですが、かなり高価

防弾チョッキの素材が、釣り糸になったのがその理由

↓↓お勧めラインです↓↓