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皇室典範の「改正反対」って、言ってて何がなんだか分からなくなる。
えーと、皇室典範の改悪には反対だが、皇位継承を揺るぎないものにするための宮家復活やら、旧皇族の現在の宮家との養子縁組とかは必要なわけで、そうするといつかは改正しなくちゃならない。 そこらへんにつけ込まれて、保守派内部も分裂。 結局、その間重要課題である拉致問題や、教育基本法問題、憲法改正などは、棚上げになっているわけで、そうした問題に手をつけられたくない旧左翼勢力は、諸問題の先送りが出来てにんまりとほくそえむ。これじゃ利敵行為もいいところだ。 小泉首相の「いいんじゃないですか。男女平等なんですから」という発言や「皇族の話を聞く必要はない。憲法違反」と語る有識者会議の吉川座長だのによって、大事な論点が見事に黙殺されてきた。しまいにゃ確率論やら、Y遺伝子云々という話しとなって、国民にはチンプンカンプン。 あれよあれよという間に無資格者会議の報告書が出され、通常国会で典範を改正するという。 ここまでは、「郵政政局」と同じ流れである。 ところが皇族内の三笠宮寛仁親王のご発言があり、ぐっと情勢が変わりつつある。鳩山由紀夫氏などもぐっとトーンダウン。 当の小泉氏自身、「女性天皇」と「女系天皇」の区別すら知らないで発言していたという失態を、自ら白状しちゃったんですから。 彼は最高権力者でありながら、時に自らがワイドショーを見ている傍観者のごとき振る舞いをして周囲を煙に巻く。床屋やタクシーの客じゃないんだから、けろっとされてもこちらは困るのだ。 「ええーいいい加減にしろ」と、こちらもテレビに向かって何度も突っ込みを入れてみるのだが、国民の側があきれ果ててしまえば権力者の思う壺。 当の御仁は何処吹く風。お気楽な性向は全く変わらない。昨日は海老蔵、今日はヴェリズモオペラ、夜は五反田でラーメンの夜食という毎日だ。 おのれ北条高時め、やがて成敗してくれようぞ!! (以下引用) <皇室典範改正案>政府・自民党内の不協和音が表面化 女性・女系天皇を容認する皇室典範改正案をめぐり13日、政府・自民党内の不協和音が表面化した。通常国会で改正案の成立を目指す小泉首相に対し、自民党では久間総務会長が提出先送りに言及。党内では改正に関する実質論議はこれからというのが実態で、久間氏の発言で党内の慎重論が活発化する可能性も出てきた。 (毎日新聞) - 1月13日20時35分更新 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月13日 23時36分37秒
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