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テーマ:教育問題について(401)
カテゴリ:教育
(日本テレビ)
教育再生会議 「親学」の緊急提言を見送り 政府の教育再生会議は、11日に子育てなどの心掛けを示した「親学」を緊急提言する予定だったが、安倍首相らの反対で見送られた。 親学の提言案は、山谷補佐官を中心にまとめられ、乳幼児に対して「子守歌を歌い、おっぱいをあげる」などの心掛けが盛り込まれていた。しかし、「政府が子育てをマニュアル化するのか」など、慎重な意見が世論に広がり、再生会議の中でも反対意見が出始めていた。 このため、首相官邸では、安倍首相を中心に対応を検討、「舌足らずのまま出しても国民に評価されない」として、一転、公表しない方針を決めた。 [11日11時38分更新] (日本テレビ) 教育再生会議 批判続出「親学」提言見送り 「子守歌を聞かせておっぱいで育児」「父親もPTA行事に参加」など、これらは親も子育てを学ぶ必要がある「親学」という考え。安倍首相肝いりの教育再生会議が提言をまとめようとしていたが、この内容に「子育てのマニュアル化だ」などの批判が相次ぎ、提言取りまとめが見送られる事態となった。 親学推進派の義家弘介室長は11日、「4月、5月の早期に(提言をまとめよう)検討してきたが、先行してマスコミにいろいろ書かれたり、いろんな意見も出てくる。再生会議は合議の場ですから」と述べた。 親学の提言案は教育担当・山谷補佐官らを中心にまとめられ、11日の会議後に公表する予定だった。しかし、世論だけでなく政府内にも「政府が子育てをマニュアル化するのか」など慎重な意見が広がっていた。 伊吹文科相は11日、「提言していることができるような環境にいる人は極めて少ないと思う。人を見下したような訓示とか教えをされるのは、あまり適当なことではないなとは申し上げた」と述べた。 このため、安倍首相を中心に検討した結果、「提言をまとめても国民に評価されない」として、一転、取りまとめを見送った。 [11日17時32分更新] (フジテレビ) 教育再生会議合同分科会、「親学」の緊急提言見送りを決定 政府は11日午前、教育再生会議の合同分科会を開き、母乳保育の意義などを強調した政府による子育て指導、いわゆる「親学」の緊急提言を見送ることにした。 教育再生会議では当初、子守歌を歌い、母乳で育児をすることや、早寝・早起き・朝ご飯を習慣づけること、また、3世代同居による子育ての重要性などを盛り込んだ緊急提言を発表する方向で調整を進めており、11日の合同分科会でまとめる予定となっていた。 しかし、政府が家庭の教育や生活のあり方にまで介入することに関しては、委員や政府内からも、「母乳が出ない人への配慮や対応策などが足りない」、「国民の理解が得られない」などの反対意見が多く出された。 このため、安倍首相らの最終判断で提言は見送ることとなり、今後は「親学」という表現も含めて、第2次報告に向けて引き続き検討を行うことになった。 [11日13時17分更新] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月11日 18時13分49秒
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