日本大好き、好きです早稲田日記

　国会閉幕後は、衆議院議員はほとんどが地元で汗を流し、自民党議員は木曜昼の派閥総会に併せて上京したり、地元選挙区事情が許さなかったり。

　そんな中でも、自民党の部会は一部開かれています。しかしこの時期、議員も役所も、党官僚もみ～んなノーネクタイなので、ネクタイをして党本部を歩いていると、外部の業界団体の陳情団のようにかえって目立ってしまいます。

　さて、福田改造内閣も発足し、いよいよ総選挙カウントダウン。それに併せて、様々な超党派議員グループ、政策集団、政治ブローカーが永田町を走り回っています。

　平沼赳夫氏の去就が気になりますが、平沼氏が直接に支援している１３名、そして国民新党や大地がまとまれば、２０名から３０名の議員集団が出来る可能性もあり、またまた今度はそれに当て込んで、平沼氏の支援を得ようと売り込みに来る自薦、他薦の立候補予定者が相当数おり、果たして平沼氏の心身の健康が大丈夫か心配になります。

　十数年、平沼氏を見てきていますが、平沼氏は温厚な人物で、あまり人を疑うということをしない方。

　仮に新党が出来たとしても、政策理念よりバッジをつけることを目的としている人たちに引っ掻き回されて神輿に担がれているうちに、骨の髄まで搾り取られたり、病状が悪化しないかなどと傍で気をもんでいます。

　有象無象、魑魅魍魎が蠢動する永田町ですが、それもこれも、「自民党、民主党とも過半数を取れず、キャスティングボードは平沼が握っている」という根拠のない思い込みが人々を走らせているようで。人が走っているのを見ている内に回りもそわそわしながら走り出すという滑稽な状況が生まれています。

　どちらかの政党が過半数を大きく超えてしまえば、第三極はほとんど意味をなさないのでしょうが、そんなことより、竹島などの領土問題や特措法の再延長問題、皇室問題で走ってくれよ～とぼやきながら、心ある日本会議系の議員にブリーフィングペーパーを作成して届ける毎日です。