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日本大好き、好きです早稲田日記

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2009年02月05日
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カテゴリ:教育
 6日の河北新報は、宮城県教委が県立高校の完全共学化を従来の方針通り進めることを最終判断した。

(以下転載)
凍結「現実的でない」 宮城県教委、共学化再確認

 宮城県教育委員会は5日、2時間に及ぶ議論の末、県立高校の一律男女共学化方針を「現時点で計画を変更することは極めて問題が多い」として計画推進を再確認した。その一方で、別学校の存続を求める根強い意見にも配慮。県立高校将来構想審議会や新たな第三者機関で共学化の効果や影響を検証することを決めた。

 1月の定例会で採決を棄権した小林伸一教育長は今回「共学化を前提に受験準備を進めている中学生のことや、関連予算の継続性などを総合的に勘案すると、共学化凍結は現実的に不可能」と言い切った。
 一貫して共学化推進を主張してきた桜井弥生委員は「性差で入りたい学校から門前払いされるのでは、子どもの能力を引き出せない」と強調。小野寺征人委員も「高校教育の改革につなげなければならない」と述べた。

 前回は共学化推進に反対した大村虔一委員長と勅使瓦正樹委員は、今回は賛成に転じた。
 「今の時点で、凍結は至難の業。大賛成ではないが消極的に賛成したい」と大村委員長。勅使瓦委員は「単純に賛否を決めてよいのか考えてしまうが、共学化凍結で問題が発生することは承知している」と述べた。

 唯一、最後まで別学校の存続を求めた佐々木悦子委員は「子どもに多様な選択肢を残したい。このまま共学化を進めるのは乱暴。立ち止まるべきだ」と繰り返した。
 臨時会での話し合いを受けて小林教育長は「共学化作業と同時並行で共学化の合理性、有効性を継続的に検証したい。県立高校将来構想審議会に今夏以降、検証の枠組みを検討してもらう」との考えを示した。

<論争なく騒動に終始>
 【解説】県立高校の一律男女共学化方針をめぐって再燃した計画凍結議論は、県民による広範な「論争」に発展することなく、限られた人たちと県教育委員による「騒動」に終始した。

 2010年度の高校入試は、共学化完全移行の初年度であると同時に全県一学区制の導入初年度でもある。県内の受験地図が一変する局面で、1年後に高校受験を控えた子どもたちやその父母、教育関係者の大半は、このタイミングでの方針転換を望んでいなかったのが本音だろう。
 共学化の凍結を求めた請願10件の論旨を突き詰めると、いずれも「仙台一高と宮城三女高だけは今のまま残してほしい」という主張に行き着く。これに多くの県民は、仙台の進学校やナンバースクールが醸し出すある種の選民意識をかぎ取り、県教委の騒動を冷めた目で見ていた。

 別学校の存続を望む動機は「男子校であることが伝統そのもの」という梅原克彦仙台市長の発言に代表される出身校への愛着に寄って立つ。
 だが、県教委が教育行政をつかさどる組織である以上、より良い教育の実現に重きを置きながら、その政策判断には効率的な行政運営への目配りが不可欠だ。
 教育をめぐる「愛着」と「効率」を同じ土俵で議論したところに県教委迷走の原因があったともいえる。(報道部・柏葉竜)


◎迷走劇「何だった」/賛成派「混乱の責任、明確に」/反対派怒り、困惑「巻き返す」

 県立高校の一律男女共学化をめぐって激しい請願合戦を繰り広げた推進、凍結両派の関係者は5日、共学化推進を確認した県教委の決定にそれぞれ安堵(あんど)と落胆の表情を浮かべた。

 「前回の議論は何だったのか」。仙台一高同窓会の渡辺大助副会長は、共学化凍結の意見が優勢だった1月の定例会の採決が覆ったことに怒りをあらわにし「われわれ県民は、今後も共学化の功罪をウオッチする」と巻き返しを誓った。
 宮城三女高同窓会の小関友子前会長は「教育委員は共学化に問題があると認めながら決行に踏み切った。『共学化を見直す特段の理由が見当たらない』と言うが、私たちから見れば共学化する意味が分からない」と首をかしげる。

 「共学化が現実味を帯び、残念」と話すのは仙台一高の1年生で、一律共学化断固反対委員会代表を務める菅野武彦君(16)。「今後も運動を続けるか話し合わないといけない」と落胆した。
 「委員長、ご苦労さまでした」。「県立高校の男女共学化の着実な実現を求める会」の西沢晴代幹事は「いい結果が出た」と喜び、共学化凍結から一転して推進に回った大村虔一教育委員長をねぎらう余裕さえ見せた。

 宮城二女高父母教師会の千葉富士男会長は「生徒たちが予定通りに志望校を受験できるようになり、ほっとした」。ただ、県教委の迷走劇には「子どもたちや保護者に心労を与えた。混乱の責任を明確にすべきだ」と苦言を呈した。
 村井嘉浩知事は「生徒や保護者、県民の意向を十分に踏まえて取り組んでいただくよう期待している」とのコメントを出した。

<「子どもたちかわいそう」/梅原市長>
 県立高校の一律男女共学化の見直しを主張してきた梅原克彦仙台市長は5日、報道関係者の取材に対し「非常に残念」「子どもたちにとって不幸なことだ」と不快感をあらわにした。
 梅原市長は「多くの県民は共学、別学を選べる自由を残すことを望んでいた。子どもたちにとって選択の自由が完全に奪われたことになり、深く同情する」と強調。

 1月16日の県教委定例会と反対の結果となったことに「3週間でひっくり返ったことを県教委はどう説明するのか。全く解せない」と不満を述べた。
 県教委に手紙で共学化反対を働き掛けたことの影響は「どう受け止めたかは分からない」との感想。「過去には共学化してから別学校に戻したケースもある。多くの民意と逆の結果で、市町村長の1人としてこのままにしておけない」とも語った。





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最終更新日  2009年02月06日 07時55分36秒
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