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2017.09.12
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カテゴリ:学習方法

 『学習サイクル』

 往復学習ができる子は伸びます。
 一度学習したのちに、もう一度戻って学習し直すのです。
 前に進むだけが勉強ではありません。
 一方通行の勉強では定着し得ないものが、戻り、繰り返すことで定着していきます。
 よく反復が大事だと言われますが、
 ただ反復して負荷を与えるのではなく、
 計画的に後戻りし、点検していくという学習サイクルを身に付けるのです。

 往復学習ができる子は復習型の実力テストで成果が表れます。
 学習は結局のところこの「全体的な定着理解」が目的です。
 ただ目先の単元だけを追いかける勉強は、通過点に良い記録は残せても、
 蓄積がボロボロです。
 時間を作り、これまでの学習の見直しをするのです。
 そういう勉強の「型」をしっかりと身に付けてください。

 一つ一つを点検し、塗り絵のように塗り込んでいきましょう。
 色が弱いものを探し、強く重ね塗りしていきましょう。
 定期テストがいくらできても入試には勝てません。
 入試のためにここまで歩んで来た背後を固めてください。
 結局入試はその全体の完成度で決まります。


 頭の中の情報は確認を怠ると、時間とともにしだいに消えていってしまいます。
 消える前に復元させるには、何度も戻って点検を繰り返すことです。
 受験生たちには「エビングハウスの忘却曲線」の話を何度かしてますが、
 こういう一見当たり前な作業を侮ってはいけません。

 あなたは5日前の夕食が何だったか覚えてますか。
 それすら判らずに、2か月前のことなど復元できるわけがありません。
 でも日々繰り返し記憶の点検をしていれば、
 自然と頭に残っていくことがあるのです。
 運動や技術も同じですね。
 練習して何かができたとしても、
 しばらく間を置いてしまえば上手にできなくなってしまう。
 定期的に繰り返すからコツが定着していくのです。

 こういった理論をあらゆる学びに活かしてください。
 手元の中途半端に解いたテキストをもう一度解き直してみましょう。
 定期テストのときに暗記したリストをもう一度開き確認してみましょう。
 往復学習ができる子は必ず伸びます。
 






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最終更新日  2017.09.13 10:47:15
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