テーマ:カフェ話。(2009)
![]() パピルスといえばバビル2世でもなんでもなく、古代エジプトの紙の原材料だ。 なんでそんなものが売られているんだ、 と思いつつフェイントで手前のガジュマルを購入。 わし「あのね、うしろの百太郎にね、沖縄のガジュマルの根元にね、 こう、指でちっちゃく階段を作るとね、ガジュマルの精霊キジムナーがね、 夜中に遊んで、朝見ると足跡がね、」 ツレ「はいはいわかったからあゆみちゃん、あっちの世界から帰ってきてね」 --- 晴れた日には自転車で散歩にいこう、西荻窪編。 喫茶店が大好きである。 ラーメンばっか食って変態行為ばかりしているのが私ではない。 本当の私は大のレトロ喫茶店大好き人間だ。 変態でラーメン好きな尾崎は仮の姿なのである。と願いたい。 ![]() 南口を出てすぐ近くにある喫茶店「ダンテ」 外観がよかったので、気になって入ってみる。 好きな喫茶店の内装はレトロで木でできていて、昭和の香りぷんぷんで かかっている音楽はクラシックかジャズで、本がゆっくり読めて、 最近の映画でいうと「恋の門」に出てきた漫画バーのような・・・ などと考えていた矢先。 ![]() かつてこのブログでもお気に入りの吉祥寺喫茶店特集をしたことがあるが、 大好きな「くぐつ草」に入ったときですらこんな衝撃はなかった。 ドアを開けた瞬間、息をのんで立ち尽くした店は、生まれて初めてだ。 あまりにも魅力的すぎる。まるで違う世界へ入り込んだかのよう。 ポカンと立ち尽くす私に、店主が中から「どうぞ」と声をかけてくださる。 はっとして、店内へ入った。 写真では左側がわかりづらいが、左には中二階がありテーブル席がいくつかある。 カウンターも捨てがたいが、今日はじっくり本を読みにきたので一番奥へ。 ![]() アイスコーヒーを注文する。 山小屋のような作りのオサレ喫茶店でアルバイトをしていたことがあるのだが、 ホットコーヒーに力をそそいでいる喫茶店でも、 アイスコーヒーはぞんざいであることが多い。へたをすればパックのやつを使う。 そのお店がどれほど豆に愛情をそそいでいるのかを知りたければ、 アイスコーヒーを頼むとよいという。と、私が勝手に思っている。 で、アイスコーヒー 600円。 むちゃくちゃ美味い。思わずホットも注文してしまった。 店内は扇風機がまわっており、少し寒くてくしゃみをしたら、 店主がコーヒーを置いたあとさりげなく扇風機を消してくださった。 あとからネットでみると、こちらの店主はずいぶん気難しいようなことが 書かれていたが、気難しそうにはみえなかった。 ただ、入り口には「携帯電話使用お断り」とかかれていたけれども。 写真の数々は、当然ながら店主の許可をいただき、 お客さんがいなくなったときに撮影させていただきました。 ああ、西荻、そしてこのダンテ、最高。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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