西荻カフェ生活2 「物豆奇」
PCの中の画像を整理していたら、出るわ出るわ、行って撮ったままPCの中に放置していたラーメンや喫茶やプランツの写真の数々。そもそもこの日記、日記というわりにその日に行った店をまともにその日に載せたためしがない。それまでためこんだものを書いたり、旅行先では何軒もハシゴをしてそれを1日づつにわけて書いたりするので、徐々に先延ばしになってゆき、さらにPCに写真がたまってゆく。もはや日記というよりは記録でしかない。--- 西荻の老舗レトロ喫茶といえばはずせないのがここ「物豆奇」(ものずき)。店内は無数の壁時計と天井からさがったランプとで埋め尽くされている。 コーヒー一杯の値段が300~350円ほど。店内はランプの灯りのみに頼っているため非常に薄暗く、憂鬱な雨の日でも外の暗さや湿りを気にせずにいられる。雨が嫌いなひとにもおすすめ。 店内にはいろりもある。炉辺、というのだろうか、カウンターの正面にそれがあり、本をゆっくり読み続けているひとがいた。小物はさまざまなものがあり、坂本竜馬の写真やら船の舵、古い壺、それらが合わさって店の独特の空気を醸し出している。