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カテゴリ:院長の「物語り」
RS Base (RSB) のオフ会は、学会発表と同じスタイルで、全国各地から集まったパワー・ユーザーの先生がたが次々と登壇し、演題を発表したり、デモを行うというもの。 演者のみなさまは、フツーの開業医のオフィスなのに、サーバー専用のPCが5台もあるとか、診察室に大型モニター(30インチなんてのもあり!)を5つ6つ並べて診療しているとか、スゴイひとたちばっかりです。 彼らの熱意のおかげで、RSBと関連ソフトを駆使すれば、レントゲン写真、内視鏡、エコー、心電図、血液検査、尿検査、肺機能、他院からの紹介状などの文章、患者さんのスナップ写真や動画など、医院内で発生するあらゆる医療情報を、「自動的に」か「ワンクリック操作」で、デジタル化 → 患者さん別にファイリングできるようになっていることが、とっても良くわかりました。 ただし、「自動的に」取り込ませるには、(あたりまえのことですが)すべての機器をLANでつないでおく必要がある。新医院の設計段階では、尿検査の機械に至るまでLAN接続しちゃうような事態は全く「想定外」でした。もし、設計をやり直せるなら、2系統のLAN回線(ネット接続なしの系統と、ありの系統)と、検査機器が設置してある(あるいは、設置するかもしれない)すべての場所に、LAN接続コネクターを用意することになるでしょう。 上の写真は当院診察室のPCですが、他院で検査した内視鏡写真をRSBに取り込んで、ファイリングの練習をしているところ。写真を選んでワンクリックすれば、これを紹介状やサマリーの文章に貼り付けることも、簡単にできちゃいます。 「こんなことができたら便利!」という、ユーザーたちのワガママな要求に対して、パソコンおたくの開業医集団が努力を重ねて改良を加え、最強の「診療支援ツール」に育て上げたところが、RSBの魅力であります。これが「無料」で配布されているんですから、医療IT関連メーカーにとっては、たまったもんじゃありませんね。わたしも、何とか使いこなせるよう修行いたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.13 16:16:37
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