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カテゴリ:医院の「物語り」
セミナーは、1月19日(土)夕刻の「前夜祭」からスタート。 午後5時からの「プレ・セミナー」は、Night先生による「一般診療における精神療法:リスニングの基本から認知行動療法まで」というレクチャー。 内科医にとって「やってみたいんだけど、かなり敷居が高い」サイコセラピー(精神心理療法)について学ぶというのが、今回のアドバンスト・コースの大切なテーマなので、Night先生にお願いして、「内科医でもできるサイコセラピー」について講義をしていただきました。 講義冒頭のスライドは、俳優・石田純一の写真。<石田純一は、3つのあいづちだけを駆使して、モテ男になりました。3つのあいづちとは、「ほんと?」、「うそ!」、「しんじられないなあ」。彼のモテる技術の真髄とは、「聞き上手=高いリスニング能力」なのです。サイコセラピーにおける「積極的傾聴」の効用も、それと同じ。> 意表を突く「つかみ」から入って、段々とアカデミックな内容へと踏みこんでいく、プレゼンのうまさには、いつもながら脱帽です。 いま話題の認知行動療法(CBT)の解説には、むかし「スピリッツ」に連載されていた、中崎タツヤの漫画「じみへん」が登場。彼から突然別れ話を切り出されたとき、頭のなかでどんどんと考えをめぐらせていく女の子が出てくる作品なんですが、その思考過程は「認知行動療法的セルフカウンセリング」そのものだというお話。これまで取っつきにくかったCBTが、「じみへん」によりグッと身近なものになりました。 楽しくも刺激的なプレ・セミナーが終了した後は、例によって当院セミナーのオフィシャル・ホテルへと移動。懇親会の酒盛りでは、半年ぶりに再会したひと、今回はじめてお会いしたひとたちと語り合いながら、「前夜祭」の夜は更けていくのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.26 08:25:05
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