カテゴリ:日本でタイ体験!
さて、なかなか書けなかった、この会社最後の出張の中の一こま、長野県湯田中温泉・タイランドナイト(?)。まだ六月のお話です。
長野出張っすかあ!うわあ、今度はどこかなあ、ろまんてぃっくに軽井沢とかー、高原もいいわよねーーー。美ヶ原なんかもいいかもー。 なんて仕事とはいえ大のホテル、旅館好きなあたしは興奮するんだけど、なぜかあたしの長野出張…湯田中率が異常に高し。 そして、今回もこんなあたしにぴったりな(?)「すてきな宿でのんびりしよう」っていう企画だったから「うーん、●●●温泉とかいいなあ~、あそこの●●旅館なら、こんなに素敵だし、あっ、ホテル●●●も素敵だよなー。」 とにかく「滞在」大好きなあたし。こういう企画は思い切り妄想から入ります。 物書きたるもの自分が空想で泊まる勢いで企画考えないとさー、読み手もつまんないじゃーん。 そこに熱心な営業レディーSさんからのメールが。 「ぜひぜひ、ホテル椿野さんを扱ってください。すごく素敵な宿なんです。うんちゃら、かんちゃら・・・」 そのメールには血が出るほどの勢いで、そのホテルの素晴らしさが綴ってあったのでした。うむ…こういう営業魂に弱い、あたし、んじゃ、ここで取材をお願いしようかしらね。長野取材って湯田中温泉ばっかり行ってるし、たまには違う温泉街も…この素敵なホテル、どこかしらあ? うぇえええええええ????また、湯田中温泉?! 断言しましょう。湯田中温泉といえば、リトルリトル・夜のタイランド?といっても過言ではないでしょう。 歴史的価値もあるんじゃないかってほどレトロで、かっちょいい宿、清風荘の若旦那様(嫁募集中)が、過去に2回も「リトルタイランド、湯田中タイナイト」を楽しませてくれたのでした。 湯田中温泉 タイ料理レストラン 「ランナー」にて・・・ 左が若旦那、右がインドネシア・・・いや、アルパカ・・・いや、カメラマンあきーむ様 それは2007年5月24日と2007年12月15日のブログにも掲載。 あ、また目隠しナシで登場。宣伝だからいいですよね?多分。 まあ、今回は違う旅館だし、夜ご飯も撮影しなきゃだし、ないだろう…と思ったらカメラマンのパントゥ・あきーむ様から電話(今回の出張から改名。理由は…い、言えません)。 「湯田中来るんですよねって、清風荘のまっちゃんから電話が・・・」 は、はやっ!ど、どこでキャッチしたんだ!? 「いや、なんか取材に行く宿、清風荘さんの斜め前だから」 ・・・ これで「湯田中タイランド飲み」は決定ってことですよね。やほーい。 そんなこんなで、今回はホテル椿野さんのすばらしさを伝えるべく、三度、約束の地、湯田中温泉へ向うのだった。 みてぇええ! レトロかつ重厚な美しいロビー!女性が好みそうな数々のもてなしと、寛げる館内、自然一望の露天風呂と、プライベートできたぁい!と叫びたい旅館です。 おっと、これはタイのブログです。仕事終了後へ一気に巻きましょう。撮影も終わり、宿自慢の信州牛のステーキやら根曲竹に舌鼓を打っていると、清風荘の若旦那が、いつもの(?)消防団のハッピのままずかずかとやってきたのでした。 若旦那「さ、さ、行きますよ。」 はやっ(汗)! 若旦那「どうします?タイパブにします?タイレストラン?」 よっしー「えっとー、この前行けなかったもう1軒の方のタイ料理屋に行きたいですう♪」 若旦那「いーんですけどぉ、あそこ、アジア臭いですよ。なんか強烈なんです」 え?タイ人って匂いしたっけ?あたしぜんぜん気づかないけど・・・ よっしー「そこがいいですぅー」 というわけで、素晴らしいスマイルの清風荘の若旦那と、ダンディーでおしゃれなホテル椿野の社長様と、ええっ、ほんとうに●才なの?ってびっくりしちゃうほどかわいいライターさんと、国籍不明の埼玉県人カメラマン(うそ)パントゥ・あきーむさまと湯田中温泉の歓楽街へGO!!!! 久しぶりにタイ人のねーさんいるなあ、という名前のいっぱいあるパブの看板を横目にそぞろ歩き。アレ?温泉風情は???いやいや、よく考えたら「田舎のタニヤ」に友達とまぎれこんでカルチャーショック受けるような図…それも旅じゃないですか(笑)。 その店の名は、「バーンラオ」。こじんまりとしたお店で、夜の仕事のタイ人おねーさんたちが仕事帰りにご飯を食べたりするもんで、むしろ夜中の方が混みまくるという。 どきどきどき!!!!! で、ドアを開けた瞬間 「ぎゃああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。くさい!」 確かに、臭い。 でもこれは体臭の匂いじゃない。もっと、こう、おえっ、ってくる匂い。 でもドリアンじゃない! よっしー「若旦那ーー。これ、タイの匂いじゃないですよーーー。おまけにこれ、タイ人の匂いじゃ絶対にない!タイ人ってぜんぜん匂いしないもん」 若旦那「そうですかあ?」 店の中には客がまったくいない。え?いいの?入って。 臭い上に、場末な雰囲気。普通なら耐えられない匂いだけど、タイ料理ってことで入る。ああ、でもこのにおいかぎながらタイ料理つまんだら吐くかも…一体なに?まさか、死体でも転がっているとか? 「どうぞーーー、いらっちゃいませー。」 ふくよかなタイ人おばさまがにこにこと広いソファー席を案内してくれた。どうもタイ人見るとにこにこ返しちゃうあたし。でもこの店タイ料理屋っていうよりスナックみたい…。 そして臭いことは自覚しているのか、壁に死ぬほど脱臭剤が置いてある。消臭力でも消えない匂いって一体なんなんだーー? つづく… 湯田中って、リトルタイランドなのねエ、と思った人も、匂いが気になるぞなんだーー?って思った人もぽちっと押してください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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