カテゴリ:日本でタイ料理
ただでさえ高い日本のタイ料理、タイ料理好きが安心して飲み食いできる店に行ってまいりました!
みなさーん!下北沢に全ての料理が500円という驚愕のタイ料理屋がありますよーっ!
お店の名前はローンスラータイ1950。
お店のローンスラーとはお酒工場という意味らしく、そりゃもう、工場だったら酒どばどば飲んじゃおうかいな?と思いたくなる店名じゃないの!
・・・でも残念。
お酒はボトル類がなく、ワインはすごく安いパックワイン「フランジア」1種。焼酎もできればボトルがほしいなあ
でもお酒のことでブーブー言っている場合ではありません。500円でタイ料理食べられるんだから文句言えないってもんよ。
この日はスリルラウンジ、向井玲子ちゃんに「面白いバンドのライブがあるから行こう!」と誘ってもらい、その前に夕食をって言うことで「だったら500円タイ料理!」ってことで鼻息荒く二人でやってきたのだった。
店内はきらきらの窓辺を飾る豆球と、赤やブルーのポップなライトで彩られ、かわゆさMAX。
1950年代を意識しているのか、お店にはレトロでおサイケなレコードジャケットや当時活躍していた歌手のモノクロの写真などが飾ってあり、BGMも現在タイで流行っているヒット曲ではなく、昔はやったムーディーなタイ歌謡。 「右から、右から何かがやってくるぅ」と、今や全くテレビでみないムーディーが出てきそうな「ド・歌謡曲」だ。
しかし500円なんていう低価格で、ほんっとにうまいのか? だってさ、ハーブやら香辛料を日本で仕入れているわけだから、タイ料理屋を日本で経営するのって、大変なんだよ。
だから一品の値段がそこそこするのは仕方がないんだよね。
居酒屋価格でタイ料理のオカズって作れるんだろうか?
もしや全然タイの味がしないんじゃないの?
疑いながらもまずはビール、そして・・・まずはパッキーマオガイ、鳥の酔っ払い炒め、タイでは激辛と呼ばれるランクの料理だ。
いただきまーす・・・ぱく。
きゃー!きゃー!辛い!そしてうまい!
やしの芽が豪快に入り、正直500円で出していただくことに、大変恐縮する。鶏肉もぷりっとして、やわらかく炒めてあるぞ!
そしてお次はイカのカバオ炒め
値段のせいかガパオは少なめ。でも当たり前じゃん、もしゃもしゃ入れたら赤字になっちゃうよね。
こちらも辛くてうんまい!
辛さに慣れているあたしだけど、玲子嬢なんて「げほはっ。ぶはひっ!」と言いながらむせ返ってる。
気を取り直してカレーいこう、カレー!どーん、もう見た目から超美味しそう。
これがまったりとした味わいもさることながら、やはり辛くてご飯が進む、進む!
玲子嬢もがんがん食べ、あたしにもがんがんすすめる・・・。
「さあ食え!」
玲子嬢は宣伝のために目隠しはしませぞ。相変わらずの美人さん
ビールとワインを数杯いただいて、ホントにお安かった。
味は上品さはなく、荒々しさを感じるがつーんとくる味!モロに屋台でいただいていたあの味、そのものなのだ。
これでワインの種類が増えたり、焼酎のボトルを置いてくれれば文句なしなのだけど・・・これだけのお値段でタイ料理を出してくれるのだから、あまり贅沢は言えんですよ。
ちなみにお客さんはこの日、タイ人ばかりで、これまたうれしかったな~。
あたしたちが店を出るとき、タイ人の学生さんと思われる集団が入店。
500円で故郷の味が頼めるならそりゃ来るってもんだよねー♪。
噂ではバーンキラオ下北沢店から独立した方が開いたのだとか。なかなか笑顔の素敵な爽やかタイ人店長さんでしたよ。
さ、さ、さ、給料日前、それでもタイ料理が食べたい、お金がなくてもタイ料理が食べたい!
そんな人は、下北沢へレッツゴー!
タイの屋台で味わったまっすぐな辛さが舌を直撃!おいしいっす!
おまけに日曜日以外は朝の5時までがんがん営業中!終電逃したアナタも、ほっと和めるタイ料理屋で夜を明かしてみては(笑)?
ローンスラータイ1950 東京都世田谷区北沢2-17-14 下北沢センタービル3F 03-6450-7644
応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日本でタイ料理] カテゴリの最新記事
|
|