カテゴリ:チャーム&ホアヒン
このバーン・イサラは初めてホアヒンを訪問した10年前に、アナンタラホアヒンのスタッフさんが「おれ、よくデートに行くぜ、げひひひ」と教えてくれたレストランで、初めて行った時から、タイ人がほとんど席を占めるローカル度合い、若者も確かにご飯を食べているリーズナブルぶり、店員の素朴さ、親切さ、そしてなによりも・・・おいしい!にほれ込んでしまい、ホアヒンに行くといつも寄ってしまうお気に入りのお店。
ホアヒンはこのところよく行く町なのだけど、この店はかなり久しぶりの訪問になってしまった・・・おまけにデジカメに収めたのはミニ元駐Jちゃんと行ったこのときがはじめて。
やっと紹介できちゃうんだぜー!
ちなみに、この後にも行くことになるのだけど、それはまたのお楽しみに。
ホアヒンの中心、ヒルトンホアヒンからも歩こうと思えば歩ける閑静な通り。ここにはおしゃれな大人リゾートが立ち並んでいて「今度はどこのホテルにしようかなあー」なんて悩んでしまいそう。 ホアヒンって・・・かわゆいホテルや大人リゾート、便利な大型ホテルが、距離を意おきながらも、わりとコンパクトな立地にまとまっていて、冒険したい人には不向きだけど、「安心してのんびりすごしたい人にはぴーったりだよね!ね!」と誰彼かまわず話しかけてしまいそうだ。
無視されそうだけど。
そんな通りにある、洋館を改装した一軒屋レストラン。門構えがスゴーく、立派です。
当然王様がいつもいる町ゆえ(今は病院と言う噂も)、王様の写真だってこれだけでかでかと。
タクシーの運ちゃんも、街中のタイ人もほとんど知っている有名店なので、もしいきたい人は聞いてみれば大丈夫♪。
庭も広く、テーブルも一杯。もちろん週末は全ての席が埋まるんだろうけど、凄く不思議なのは・・・こんなに海に面したお店なのに・・・
海が見える席が空いていても、なぜか庭の席にお客さんがたくさんいることがあり、「ホアヒンに住んでいる人は海なんか珍しくないのかなあ」・・・なーんて思ったりする。
で、ここ、タイ人にはほんっとに有名な店なので、バンコクからぞくぞくとお客さんがやってくるよー。
この日は、会社の旅行ライクなタイ人の集団で激混み。 あちらこちらで「課長、おつぎしましょう」「ま、座りなさい」「きゃー、いやだ課長!やめてください」「えーじゃないか、君、今日は無礼講だ!」「そうなんですかあ!じゃあ、ガチン(ビール瓶のぶつかる音)!」「君!何するんだ!血が、血が!」「誰かー、お客様にお医者さんはいませんか?」「私は医者だが、どうしたかね」「こちらのお客様が頭から血の噴水をお流しになられて」「どれって・・・あ、私はね、心の病しか見れないのだよ、キミ」「じゃあ手を上げるな、このバカー・・・ガチン(ビール瓶のぶつかる音)」「ぎゃあ!誰か、誰かー!お客様の中に・・・」・・・魔の永久運動・・・な楽しい会話が聞こえてくる(こんな内容ではありません)
お店の目の前のベンチが撮影スポットらしく、みんな殴りあいのけんかを繰り広げながら、口から滴る血をぬぐいつつ「ちっ、負けたぜ。仕方がねぇな、次はお前にゆずるぜ 」的に、写真の順番を競い合っている。 実際のベンチは・・・うーん・・・そこまでしなくてもいいんじゃないの?っていうくらいへぼい。タイ人のセンスってたまに「ぽかん」としちゃうから、まあ、いいとしよう。
そんなうれしげなタイ人たちを横目に、まずはビールで乾杯。そして、ミニ元駐Jちゃんが「夢に出てくる(嘘)くらい好き♪」と力説するヤムプラームックはクリアな辛さでビールのつまみに最高
海老がごろごろ入っていてやたらとびびったクンオップウンセンはからーいヤムチムをつけて自分なりに味付けてもよし、辛いものの中和にそのままのマイルドな味を楽しんでもよし、海老のうまみと豚肉の油、巨大なショウガのエキスを吸ったハルサメの味はたまらぬー!
この時、劇的においしかったのは、これ!プラーヌンシーユー!
お野菜ももしゃもしゃのっているので、魚&野菜のヘルシー好きな方にもよし・・・醤油がまったりと上品な白身にしみわたり、「俺はどんぶり飯を毎食5杯食べるんやでぇ!」という大食漢さんにもお勧め。大きいけど二人でぺろりといけてしまう淡白ぶりもいい。
なんせこれ頼むとおなか一杯になるから経済的でもあったりしてね。てへへ。
だいぶ前には謎の黄色いソーダの液体をサービスで出していたこの店。さすがにそのサービスは今なくなってしまったけど、店員さんのまじめな働きぶりは変わらず、うれしくなってしまいます。 ホアヒン旅行の際にはぜひどうぞ♪。
Baan Itsara Restaurant
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