カテゴリ:タイのお仕事
「タイランドハイパーリンクス」さんから、「クーカム」について書いてみませんか?と打診を頂きました。
ちなみにこう見えて戦争とか、そういったその国の持つ過去の歴史に対して礼儀を払うよっしぃ。
戦争とか、そういう情景が絡まっているので、あたしのようなふざけた女が書いていいものかと思っておりましたが、このブログやホテルコラムのようなアホ仕様ではなく、本職のライティング同様、真剣に書くことにしました(当たり前!)
タイが舞台の本はほとんど読んでいることもあり「クーカム」の日本語訳「メナムの残照」も読ませていただいとりましたとも!
記事はこちら・・・
「クーカム」って「運命の相手」、という意味なのだけど、実は
仏教国であるタイらしい、深い意味のタイトルで・・・
「クーカム」が「カム」の部分が「ガム」で「業」って意味で、「前世の業」とか、そういう意味で現世で会わされた「人」「相手」っていう意味らしい。
日本で「運命の人」っていうと
「僕らは運命で出会ったのさ!はははは!」
「きゅぴーん♪もう、この人とはびびっときたの!運命だと思うの!わたしぃ~(といって半年後に別れる)」
的な(笑)少々うざいくて痛い会話によく出てくる。
「前世の業で出会ってしまった二人」という解釈をすると、もうそのタイトルから悲劇を予想させてしまいます。
するってーと、日本版はまったくタイトルが異なっている「メナムの残照」・・・うーん、それはそれで日本人らしい情緒あるタイトルだよね・・・。なんとなく日本人側から見た物語のタイトル、って感じがする。
その言葉の持つ意味の深さは、やはり日本よりも敬虔な仏教国ならではの重み。
「クーカム」って言葉の意味を知ると、主人公のタイ人ヒロインが数年後に
「ああ、あの人とはきっとそうだったんだあ」と自分を納得させるように、かみ締めながらつぶやくような重くて辛い一言に感じるけど・・・
「メナムの残照」ってきれいだけど「情緒的」かつ「詩的」。日本人の感覚なんだなあと改めて思った。
本を読んでいたのでストーリーはばっちりだけど、映画もドラマも未体験だったために、死に物狂いでYOU TUBEをみまくる始末。
いやー、映画版の色彩がめちゃくちゃきれい・・・
なんというかアート。
お蔭で映画、見たくなっちゃった。タイって雑誌もそうだし、ホテルの内装や、レストランのデザインもそうだけど
色彩が「斬新」。
寺院の極彩色もそうだけど、タイって「はっ」とする色を使う人たちが大勢いる気がする。そういうところ飛びぬけてセンスがある気がするんだよな。
ドラマはの方は現在絶賛放送中。
タイも個人の好みが細分化してきて(日本で「紅白は家族で見る」という風習がなくなったように)
トンチャイが社会現象を起こした時のように、バンコクの町から人が消えたり、渋滞がなくなったり、いきなり日本人男性が「コボリ!」と呼ばれる
ことはないだろうけど、それでもビーが主演なのでかなりの視聴率は取れているのではないでしょうか。
・・・しかし、あれですね。
本職でBerryz工房がバード・トンチャイの「ROW MAH SING」をカヴァーするとのことで、タイランドハイパーリンクスさんがBerryz工房にのっとられたことなど、ニュース原稿として紹介させていただいたんですが、どこで繋がるかわからないものです。
「タイランドハイパーリンクス」さん、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします♪
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