サン坊、マン坊の天気予報
週末から本格的に降り出した雪は、勢いが弱まることなく昨日の夜から今日にかけてもがんがん降って、除雪車が走り回ってもまた積もるって感じ。部屋から外を見ると、まるで自分が志賀高原のゲレンデの山小屋にいるかのような気分を味わうことが出来ました。朝、自転車で走ったら、除雪できてないところでは車輪が埋まってしまって押しました。ストックホルムにいくのに駅にいくのに大事をとってバスを利用。帰りのバス、バス停で停車した後、除雪が不十分な場所なのか、後輪が空回り。数メートルバックしてやっと動きました。ところで、スウェーデン語コースでつかっている教材Språkportenこれ、比較的新しい本なんだけど、Komvuxなどでも使っていて、CDも自習しやすく、非常にお勧めです。ただし中上級向け(SAS A,Bクラス)この教材、いろいろスウェーデン社会への切り込みがあるのですが、今回はいろいろな同居形態についての新しい単語の学習ちなみにboというのが、住む、という意味のこっちの単語Samboが、一緒に暮らす、同棲といった意味。事実婚。Mamboは、ストックホルムなど大都市で住宅事情が悪くて、通常なら18で親元をはなれるところが離れられない、そして、そのいごこちのよさにずるずる親元にいる、いわゆるパラサイトシングル。ママと男の子供をさすことが一般みたい。それは知ってたのだが、Delsbo, helgbo,kvarbo, provbo, exbo, komboなどが登場とくに、kombo,これはコンビネーション+住むで、先生も説明できなかった。謎だ。。この教材にもしっかりかかれているが、毎年、スウェーデンカップルは5万人わかれるとのこと。2万が結婚して分かれる、3万がサンボで分かれる。この数字はヨーロッパいや世界で最高の率であろう、と。前の日記で「スウェーデン人は待つことに関してはすごい!」といったのだが、「恋愛関係における我慢、忍耐はする必要なし」という感覚なのだろうか。ちったあ子供のことも考えろよといいたい。この教材にあった話で連れ子をもつ男性と女性がくっついて、その子供同士(他人だわな)が何とか仲良くなる。で、仲良くなったところでまたその男性と女性が分かれて、子供同士、もしくは子供とそのいまはまったく他人になった祖父祖母とこっそり交流してるって話。たぶん、これに似た話はいくらでもあるんだろうね。Bonusburn, いわゆるつれごBonusmorfar ぎりのお母さんのお父さん(あたらしいおじいさん)ボーナス、と言葉だけ飾ってもなんだかなあ、って思います。男女同権、女性の社会進出、父の育児休暇など、世界でも突出した成果があるとは思いますが、それにひきかえて失ったものがあるのではないかと思います。それをどう評価するかは、実際この国で恩恵を受けている女性と、乳母車をひいている男性、わりをくってる子供、そして僕のような部外者では異なることはあらかじめ明記しておきます。