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テーマ:ヨーロッパ旅行(4198)
カテゴリ:過ごす
バスはドブロブニクのバスターミナルヘ。
前にも書いたように、僕はガイドブックも地図もなにももっていない。まず、インフォメがあればそこにいって地図をもらい、大きな案内板があればそれをみる。 今回は、明日のモンテネグロへの移動のバスの時間をチェックした。1日に4本くらいあることを確認。 しかし、このときも何時にここをでたくなるのかわからなかったので、バスのチケットは購入してない。 で、Sobeの勧誘の人が来るのだが、僕に一人のばあさんがしつこくまとわりついてきた。英語はあまりしゃべれないみたいだが、日本からか?うちには日本人がよくとまるんだ。昨日まで4泊していた、などと。 相手にせずに掲示などをみていたが、さらにいろいろいってくる。地図をみせて、ここからも旧市街からもいいロケーションだの、値段は150クーナだの。 じゃあ、部屋の写真をみせてくれ、といったら、彼女がとりだしたのは、別のものだった。 そう、地球の歩き方の1ページを切り取ったもの。 それは何年度版なのかはわからなかったが、東欧での宿の説明。Sobeという民宿の説明だった。で、そこに、その僕を勧誘しているばあさんの写真が載っていた。 誰かが編集部に送ったのだろう。流し読みしたが彼女の部屋の説明はなかったが、わざわざこのばあさんの写真をおくったくらいだから、まあその日本人は満足したのだろう、と判断。そこにすることに。 で、彼女はやたらその場に知り合いが多くて、いろいろ挨拶していた。まあ、部屋があけばここに勧誘にくるのだろう。 で、Sobeまで歩いていけるかと思いきや、バス停で、ここから3つ先に乗る、と言われた。 バス代10kuna で、到着。 一見、新しげな外装の建物。 階段を下りていった。 そして、この部屋だと見せられた部屋。 どう文学的に表現しようか。。 そう、まさに、ばあさんの部屋のはなれ、だった。室内の雰囲気も。 床にはカーペット、ちょっと古い感じの調度品。 しかし、はっきりいうと、埃っぽい。 そして、かびくさいというかなんというか、そう、 「古い図書館の匂い」 で、ここでChangeといっても他のSobeがどこにあるかもわからない。ということで、日没まで時間もない、まあ、寝るだけだからいいだろうとおもってお金をはらった。 で、改めて部屋をみても、やはり掃除が行き届いているとは到底思えない。シーツは新しいが。洋服だなの上にはくもの巣、ほこり。 このあと町にでて遅く帰ってきて、寝たのだが、僕はほこりアレルギーがあり、その僕のセンサーが反応しかけた。鼻や、目、軽い息苦しさ。 ![]() ![]() ![]() 僕の今回の旅行で、宿泊施設で、2度といくことがないと思っているのがこの宿である。 なぜ、どこぞのXXな日本人が地球の歩き方にあのばあさんの写真を送ったのか、僕は全く理解できない。 あの地球の歩き方をまるで「この紋所が目に入らぬか」的切り札として、今日もあのばあさんはあそこで日本人を超高確率で一本釣りしているだろう。おもいかえせば、彼女は、日本人なら絶対落とせると言う確信に満ちた態度で僕に接してきた。 すべては地球の歩き方、そして、周りのほかのSobe勧誘者も彼女は日本人専門、てな感じなのだろう。 そのばあさんが人間的に問題があるといっているわけではない。ひとがよさそうな人だ。 彼女は生活のため、自分の部屋で商売することはもちろん当たり前だ。 しかし、地球の歩き方に彼女の写真を送った日本人には一言言いたい。 せめて、清潔なSobeを紹介しろと。 ![]() さらに、旧市街までも遠いし、バスターミナルまで歩いていけるということが唯一の救いのようなロケーションだった。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月18日 21時11分12秒
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