カテゴリ:健康 2
たくさん種類があるビタミン、何がどう違うの? ビタミンには大きく分けて脂溶性と水溶性があります。 それぞれの種類と特徴は以下の通りです。 <脂溶性> ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK 脂溶性ビタミンは水にほとんど溶けず、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。ビタミンA、D、Kは、体内に蓄積されやすいと言われています。 ・ビタミンA:皮膚や粘膜の健康維持を助けます。レバー、うなぎ、卵や、にんじんといった緑黄色野菜などに含まれます。 ・ビタミンD:腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助けます。ちりめんじゃこなどの魚介類、しいたけなどのきのこ類、卵類に含まれます。 ・ビタミンE:抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。アーモンドなどのナッツ類や魚介類、べにばな油などに含まれます。 ・ビタミンK:正常な血液凝固能を維持する栄養素です。納豆やほうれん草などの緑黄色野菜などに含まれます。 <水溶性> 水溶性ビタミンは、水に溶けやすく、身体から排出されやすいといった特徴があります。加熱や水洗いなどで壊れやすいので、調理や保存には工夫が必要です。 ・ビタミンC:皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。レモン、赤ピーマンなどの野菜、果物に多く含まれます。 ・ビタミンB群:B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンがあります。野菜、卵、肉、魚類などに多く含まれます。 具体的に、各ビタミンが多く含まれている食材は以下のようなものです。 ビタミンB1・・・炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。豚肉・大豆などに含まれます。 ビタミンB2・・・皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。鶏卵・レバーなど、B6はさんま・バナナなどに含まれます。 ビタミンB12・・赤血球の形成を助ける栄養素です。豚レバー・あさりなどに含まれます。 ナイアシン・・・皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。まぐろの赤身・たらこなどに含まれます。 パントテン酸・・皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。納豆・レバーなどに含まれます。 葉酸・・・・・・赤血球の形成を助ける栄養素です。胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。牛レバー・ほうれん草などに含まれます。 ビオチン・・・・皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。カレイ・大豆などに含まれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.12.21 09:31:39
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