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カテゴリ:社会、時事
2月14日(土)の朝日新聞フロントランナーにデカデカと2面に渡って
掲載されていたのでご覧になった方も多いと思いますが、 会員として参加させていただいているFJ(ファザリング・ジャパン)で 父子家庭支援がスタートました。 朝日新聞のリンクがないため、毎日新聞↓ http://mainichi.jp/life/edu/news/20090212dde041100028000c.html といっても、まずは支援のための寄付金集めからですが、 日本には母子家庭手当はあっても、 父子家庭への金銭的な補助はないそうです。 その理由は、「父子家庭は金銭的に余裕がある・安定しているから」というもの。 しかし、子どもを育てるとなると、 必然的に仕事時間も仕事量も減ります。 (書く仕事をしていると、「自宅でできていいわね」なんて言われることがありますが、育児にかかる手間は同じですから、仕事の絶対量は圧倒的にダウンしました) 子どもが病気をすれば、休んで面倒看なくちゃいけないですし。 父子家庭の場合も、 仕事が続けられなくなり、退職 というケースがとても多いようです。 朝日新聞を読んだ方から、FJへ来た問い合わせにも・・ ~~~~~~~~~~~~~~~~ 「昨年、妻に先立たれ、父子家庭に。 2歳の娘を育ててますが、仕事との両立が難しく、 会社を辞めざるを得なくなり現在無職。 生活保護を受けてます。基金に応募したい」 ~~~~~~~~~~~~~~~~ さらに、代表・安藤さんのブログに書き込まれたコメントが 胸を打ちました。(T_T) ~~~~~~~~~~~~~~~~ 生後3ヶ月から、現在7歳(小学1年)の男の子を 1人で育てて来ました。 離婚を夫婦間で話し合い、翌日妻は、 生後3ヶ月の子供を置いて実家に帰ってしまいました。 仕事を終えて帰宅すると真っ暗な部屋に生後3ヶ月の子供が、俺の帰りを待って居ました。 その日の内に会社を退職! 子供が、保育園に入れるまで、無職! 40万円の退職金と雇用保険で、約1年を過ごしました! その頃は、自分の食事は、 2日に1回とか、3日に1回とかで、 出費を抑えておむつ代、ミルク代に当てて来ました。 今でも、俺は、夕飯だけは、毎日食べてます! 食べないと子供が、心配するので。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 「夕飯だけは、毎日食べてます!」って・・・(T_T) それも、 「食べないと子供が、心配するので。」って。(T_T) 切ないなぁ。 私も、子どもを抱えて、仕事も減り、 行動範囲も狭まり、(泊まりの仕事や出張ができない。 朝と夕方の保育園の時間内でしか仕事できない、など) 貯金もみるみる減っていって、 体も疲れてぽろぽろで、 途方に暮れたことが何度となくありました。 節約するにも、限度があります。 それに、自分に余裕がないばっかりに、 子どもに十分なことがしてやれていないようで切なくなったり。 お金さえあれば、 美味しいものも食べさせてあげられるのに・・・ ほしいものも買ってあげられるのに・・・ そんな気持ちになって。 子どもにはできるだけのことをしてやり、 自分にかかるものは倹約したとしても、 ごはんが食べられないってツライだろうな。 元気が出ないだろうな。 それでも懸命にお子さんを育てているお父さんたちを思うと、 何かできないかと思います。 母子家庭もどんどん状況が悪く(一般世帯の1/2→1/3の年収に低下) なっていっているけれど、 父子家庭だって楽じゃない。 少しでも支えあったり、元気が出るアクションを FJで探っています。 政府がまったく手をつけていない父子家庭支援も、 政府にそこへ目を向けてもらうため。 また、孤立しやすい父子家庭に、 情報やノウハウ、連帯感を持ってもらう方法も考えられています。 安藤さんブログより http://ando-papa.seesaa.net/article/114110694.html ---------------- また、フレンチトースト基金では現金給付がメインメニューですが、 それ以外のセカンドメニューとして、 ベビーシッター券、遊園地券、絵本などの物的支援。 あるいは、シングルパパや子どもへのメンタル面の支援も視野に入れています。 ---------------- だって、 母子家庭や父子家庭が生活が成り立たないくらい苦しい っていうことは、 とりもなおさず 子どもたちが貧困に泣いているということ。 進学や将来設計にも 夢が失われているということ。 そんな切ないこと、放っておけないじゃないですか。 自分の子だけじゃなくて、 みんなが笑顔になれる社会になってほしい。 そのアクションを、FJ安藤さんはじめ有志のみなさんが取り組まれています。 まだまだ駆け出しの基金ですが、 映画「クレイマークレイマー」から「フレンチトースト基金」と名づけられました。 少しでもお子さんとその家族の笑顔が増えていくことを願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/02/23 11:58:35 PM
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