天の川銀河の新たな巨大星団発見 \(@@)/
地球から3万光年離れた天の川銀河中心部で、多数の星が集まる「巨大星団」を発見したと慶応大などのチームが20日発表した。星団の中心には小さなブラックホールがあるとみられ、今後巨大なブラックホールへ成長する可能性もあるという。 チームは南米チリにあるアステ望遠鏡などを使い、いて座の方向にある天の川銀河の中心部から出てくる電波を観測。周囲に比べ温度が高く、水素分子が1立方センチ当たり1万個も集まった濃いガスの固まりがあるのを発見した。 ガスの固まりは計4つあり、ガスのエネルギーの分析から、少なくともこのうち一つでは、星が一生を終えるときの大爆発「超新星爆発」がひんぱんに起きていたことが分かった。チームは、このガスの固まりの中に、太陽質量の10万倍以上の巨大星団があるとみている。益々楽しみな事が増えて来たのである。