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カテゴリ:旅行&アウトドア
ここに行くまでは知らなかったが、日本には3つの奇橋があると言う。 「岩国の錦帯橋」「木曽の棧(かけはし)」そして「甲斐の猿橋」だ。 朝の9時半位に到着するも、観光客は数組しかいなかった。 今回の旅行のメインでないので、あまり期待していなかったが良かった。 現物を見ると奇妙な形をした橋だとわかる。設計者はどんな意図があったのか ただの目立ちたがりやだったのか分かりませんが、橋から谷底まで31mと高く、 橋脚がたてられないため、両岸から張り出した四層のはね木によって橋を 支えています。 長さ31m、幅3.3mのさして大きくない木橋なので腐っていたら嫌だなぁと 思いながら渡りましたが、丈夫に造られしっかりしていました。 橋の手前におみやげ屋さんらしき店があり、外から眺めたのですが、かなり しょぼい店構えなので中に入りませんでした。 しかし、この店(大黒屋)は国定忠治の常宿であり、最後の山発ちをした時に、 中山道から甲州街道へ、そして猿橋の当時旅館だった大黒屋にしばらく逗留した 記録があるそうです。 又、今でこそ世界のHITACHIとして活躍している日立製作所ですが、 実は二人の技術者がこの大黒屋で創業の打ち合わせを行ったのです。 大黒屋の表には日立創業80年を記念して、日立工場「特称会」から寄贈された 作品が飾られ、創業秘話が書かれていましたが、かなり確立の低い偶然なる出会いが 元になっていました。どんな創業秘話が書かれていたのかは伏せておきますので 実際に行って自分の目で見てくださいね(笑) 松尾芭蕉が、野口雨情が句を読み、武田家と上杉家の合戦場にもなったこの 猿橋、今後どんな歴史を見届けるのでしょうか。。。 (メモ) 中央自動車道 ・大月ICより 7km 車で約15分 ・上野原ICより 20km 車で約30分 JR中央本線 ・猿橋駅より1.5km 徒歩20分 蕎麦屋:大黒屋 山梨県大月市猿橋町猿橋55番地 TEL:0554-22-1626 FAX:0554-22-1627 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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