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カテゴリ:今日の買い物
松屋春の聖戦レポートを提出しないまま月日は流れ暦の上では夏なのだ。 先の大戦で甚大な被害を被ったので暫くは隠遁生活を送る私。それでもついつい手が出ちゃう悪い癖、にゃはは。 今回の獲物はローライに対抗すべく天下のツァイスが世に問うた二眼レフ「イコフレックス」なのだ。発掘現場はカメラ屋ではなくセコハンショップ。さすがにガラスケースにコンデジと一緒くたに並んでいたのには驚いたわ。そして値段は何とニッキュッパ。隣に並んでるサイバーショットモデルTより安いとは、とほほ。 で、ケースから出してもらう。ありゃりゃフォーカシングノブは固くて動かない、巻き上げノブも動かない。これで程度Bってなんなん?とはいえ、完動品よりジャンク品が身上の私には魅力的。それでもその日はスルーして後日またお店に立ち寄るとサイバーショットが売れててイコフレは売れ残ってた。これはもう保護するしかないっしょ。 イコフレックスで一番好きなのはそのデザイン。カメラの顔ともいうべき正面、ツインレンズ回りの処理が直線と曲線を組み合わせたモダンなもの。これと似たデザインではフレクサレットが有名だよね。 手に取って初めて知ったのが三脚穴回り、なんと三角形。まさかこんなところをデザインしてるとは憎いねツァイス! 機能で有名なのがシャッターの位置とレリーズロック。ピントフード脇にシャッターレリーズがあるなんてイコフレくらいじゃない?シャッターのすぐ近くに設けたローライに比べて非合理的だわね。これでは追随者は現れないよね。で、ピントフードを開けないとレリーズロックが解除できない仕掛けについてはこれも手に取って分かった。ピントフードにシャッタボタンを下せなくするよう板がついてたんだ。なるほどね。普通シャッターロックというとシャッター外周リングを回すというのが一般的だと思うけど、イコフレはフードを閉じれば勝手にロックされる。シンプルだけどよくできてる。 それとこのシャッターボタンの位置だけど、手にするまでは絶対ダメだと思ってたけど、いざカメラを構えてシャッターを切るとこれが安定しているのに気が付く私。やはりシャッターは上から押すのがベストなんだね。見た目は変だけどこの場所を選んだツアイスは単にローライの真似をしたくないという意地だけで選んだわけではないというのが分かりました。 この2型はIIとこのIIaが存在するんだけど、両者の違いはオートマットか否かみたいね。 IIは巻き上げとシャッターチャージが非連動なのに対し、今回お迎えしたブツは最初だけ赤窓を使うけど、それ以降は巻き上げとシャッターチャージが連動するいわゆるセミオートマット方式なのよね。 最初は飾りにお迎えするから動かなくて良いやと思っていたけど、あちこち弄ってるうちにすっかり気に入ってしまった私。それでもフォーカシングノブが固いというこの個体では撮影テストは絶対無理だわ。 で、ブログにアップしようと写真撮ってたらプライスタグの下にもう一枚タグがあるのに気づいたのだ。めくってみると、あははは。
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最終更新日
2020.05.07 19:40:17
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