昨夜、藤沢南口は『家鴨長屋』で行われた「BOSSAD BRAZIL」なるイヴェントは、まさにそんな感じだった。
元々は、湘南を拠点に都内でも演奏しているギタリスト、中西文彦氏の発案によって平塚で始まったらしいのだが、今回は場所を藤沢に移しての開催となった。 出演は中西氏以下、ピアニカ前田(from ピラニアンズ)、宮田まこと(ex.KUSUKUSU)、尾花毅、まえかわともこ、高橋りえ(from pecombo)+いつものおやぢ(笑)とかなり豪華だ。 オープンが6時って言うから、6時ちょい過ぎ入りを狙って行ったらもうカウンターはほぼ満席に近い状態だった。さすが皆さん並んでだか! 既に、ジョージ・谷、矢澤和久という二人の”正しい”DJによって、空気は作られていたので店内の気温はかなり上昇気味だった。 とにかく、ライヴの部分だけでも4時間近くはあったんじゃないかね?(長かったな~!内容は最高だったけど) 途中、女性客に席を譲ってから立ち見状態になったから、これがまた腰に応えましたよ(笑)。 特に、印象に残ったのは初見だったピアニカ前田氏かな。 最初は宮田氏(g、per)とのデュオで数曲演った後に上記のメンバーを補強(?)して演ったけど、これがまた良かったねぇ! 「Tenderly」なんてスタンダードを演るとは意外だったけど、これ最高だったよなぁ。 それと、前田氏がこんなキャラだったとは露知りませんでした(笑)。 我らの地元湘南と、今、旬(?)の朝青龍ネタをここまで強引に結び付けるとは(爆)。 中西文彦氏は幾つかのユニットを持っているみたいだが、昨夜のTHE xangos(シャンゴーズ)はサウサで買ったCDを聴いていたので予習(?)はバッチリだった。 このユニットは文句無く面白い! 一言で表すなら「オルタナ・ボッサ」か? CDでも、ミルトン、バーデン・パウエル、カエターノ、エドゥー・ロボ等の曲をストレンジなアレンジで聴かせる。 噂によれば中西氏は元々ロックの人だったらしいので、こういうアプローチに至ったのは極自然な流れなんでしょうな。もっとブラジル音楽に精通した人が解説すれば、トロピカリアから現代のMPBに至る流れの中でこのユニットを位置付けることも可能なんだろうが、アート・リンゼイ経由でカエターノを初体験した程度のオレには、生憎そこまでブラジル音楽に対する知識は持ち合わせていませんのでね(笑)。 まえかわ嬢のヴォーカルは、このユニットのCDで初めてちゃんと聴いたんだけど、そのルックスに似合わない(?)ドスの効いた声は、もうちょいハスキーならマリア・ベターニアと言ったところか。(いや個人的にはオレ一人で密かに「日本のベターニア」と呼ぶことにするか(笑)) いかん、部外者のオレが長く語り過ぎた(笑)。 後は「テルミン」の記事で、久々に登場してくれたtomさんがここでもっとためになることを書いててくれるでしょう(笑)。と、思ったらもう書き込まれてた。早! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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