この人の漫画「自虐の詩」を知ったのは、毎月買っていた「ダヴィンチ」でした。業田良家さんのインタビューと、自虐の詩が紹介されていました。これは薄幸な女、ユキエのそれでも幸せな物語です。4コマ漫画で、はじめに読んだ時は、「あれ、ちょっと違ったかな、」と思ったのですが、読んでいくうちに引き込まれ、最後までイッキに読まされました。登場人物の中に、熊本さん、というユキエの友達が出てくるのですが、この人がまたすごいキャラクターなのです。彼女とユキエが別れるシーンには、本当にジ~ンときてしまいました。残念ながら日本に置いてきてしまったのですが、送ってもらってでもまた読みたい漫画です。昨年くらいから、パリにもBOOKOFFができて、探しているのですが見つかりません。
この人の他の作品「業田哲学堂 空気人形」も超おすすめです!!!