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テーマ:読書(8601)
カテゴリ:読書
久々に個人全集を。
小学館の四巻ものの樋口一葉の全集です。日記が読みたくて購入しました。 一葉の全集というと旧字旧仮名で和歌や書簡も収録している四巻全六冊(三巻の日記・随筆と四巻の和歌・書簡・和歌索引がそれぞれ上下巻に分かれているため)の筑摩書店のものが決定版なのだけれど、発行部数が少ないのか四巻下巻を欠いているものが多く、全巻揃いだと古書価格六万円以上することも珍しくないので、流石に手が出ません(他に筑摩には来簡集もあり)。 小学館のものは新字採用で、原文にない段落や会話などに「」を補ったりしているのが不満ではあるのですが、反面無学な自分には読みやすいのも事実。注釈も充実していますしね。四巻の評伝も定評あるようです。 なんとか五千円札の肖像が交代になる前に読破したいですね。 これでうちにある全集類は… 露伴全集44巻 鴎外全集38巻 三島由紀夫全集36巻 鏡花全集29巻 荷風全集29巻 谷崎潤一郎全集28巻 名作歌舞伎全集25巻 漱石全集18巻 芥川龍之介全集12巻 圓生全集9巻 中島敦全集3巻(中島敦研究1冊) 林家正蔵全集2巻(正蔵一代1冊) 桂文楽全集2巻 南方熊楠全集12巻(南方熊楠日記全4巻) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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