テーマ:『義経』(332)
カテゴリ:歴史関係
いきなり系図を出して、本人に出生の秘密(?)を教える十郎義盛…あり得ない(^^;)。
というより、アレは視聴者へのサービスってことですね。 同じ苗字が山ほど出て、敵味方に分かれて戦っている状態なので、ああいう系図でも出して、視覚的に敵味方図をすりこまなければ、到底理解不能!と踏んだのでしょう。 あり得ない設定ですけど、簡単にわかる方法を取ったらこうなったという苦心の跡が忍ばれます。 『大河ドラマとは全く関係ない「義経論」』的には、鞍馬ってことがちょっと面白い部分でしょう。 鞍馬〓天狗というところも、チェックは欠かせない!! 鞍馬寺の向こうに、『魔王尊』というのがあるんですけど、そこは昔宇宙の果て金星から魔王が舞い降りたということらしいんです。ちなみに魔王尊にはそれを詳しく解説した立て札がございます。一度お立ち寄りの節は、ごらんくださいね。 魔王……いかにもな雰囲気ですけど、魔王さまは金星人だったんですね。なんだか微妙。 【ドラマツッコミ】 もうすでに、内容については、つっこむことさえもしんどくなっているんで、今さら何も申しません。好きなようにやってください。 終わりがけのほんの数カット、やっと出ましたタッ★ー♪ やっぱり世の中の多くが「はよタッ★ー出せ!!」コールを送ったのでしょう。 pgと同じ心で、暴動さえも起こしかねないいらだちが、至る所に噴出していたのかもしれません。視聴率のこともあるし。 しかしまあ、子役の神○くんは、可愛かったです。 これでお役ご免とするには、もったいないかな? でもまあ、タッ★ーが相手ではしかたないということで。 【ドラマ外ツッコミ】 いつの間にか平清盛が従一位太政大臣になってました。 早いじゃないですか。長寛二年じゃなかったのかいな。 すでに仁安二年。 愛しい若君、藤原基実くんは、すでに儚くなっておられます(まったく触れられてないな)。前年の夏六月、痢病とありますから、いかにもいかにも温室育ちのボンボン。抵抗力がなかったんでしょう。 あ、それから悲運の帝王二条さんは、根性で儲けた六条さんを帝位につけ、院政を開始しようとします。でも寿命には勝てなかったというか、最後の最後に無理矢理というか、トコロテン方式の悲しさと言いますか、強引さだけが目立った朝廷内の混乱はいなめません。 結局は彼も又お空のお星さまになってしまっては、どうしようもないということ。この時期政治権力勢力分布図を自分の方に靡かすには、「如何に長生き出来るか」が焦点だ、という部分もございます。 pg的にはこの時二条さんが長生きしていて、vs後白河政権という対決図になっていたならば、どのような歴史的展開になっていただろう??とも思えるんですけどね。 二条さんはやる気満々だったみたいですしねぇ。 さて、思えば清盛が内大臣になれたのも、基実くんがあっさりお空のお星様になっちゃって、席が空いたからとも言えます。 順繰りに席次がズレ、基房くんが関白・経宗が左大臣・そして兼実くんが右大臣・花山院忠雅が内大臣になってます。 兼実18才(数え)、若いです。 若いまま右大臣にズレこんで、出世の道をひた走ろうとしていたと思うんですが、この後果てしなく長い『冷や飯食い生活』が続くんですね(哀愁)。 最後に、小松殿。結構父上に説教してますね。 いい人っぽい解釈があるけど、芯が強い?てな印象にしたかったのかな。まま、生きている時間が短い人なので、出来るだけ頑張ってドラマを盛り上げて欲しいと思います。 さあ、来週からはついに『タッ★ー22才、動くブロマイドです。見てね♪』です。ドラマの内容は完全に無視しながら、美を愛でましょう(*^_^*)!! すぐさま、読もう!! めちゃくちゃ面白い【Monsoon works】さまの『義経』感想日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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