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カテゴリ:神社・仏閣他(愛知県以外の東海地方)
六華苑の後、期間限定公開中であった諸戸氏庭園へ歩いて向かいました。 室町時代には「江の奥殿」とよばれ、既に邸宅・庭園があったそうですが、1686年に桑名 藩の御用商人だった山田彦左衛門が下屋敷・隠居所として購入し、現在の回遊式沼地庭 を整備したそうです。明治17年に初代諸戸清六が購入し、本邸(上の画像、重文)・御殿 (重文)・池庭が付け加えられたそうです。 煉瓦蔵のところで園路が北へ折れ曲がっており、藤茶屋が現れます。回遊式庭園の東側 にあたる場所ですが、藤を愛でるための場所なので庭園はここから見えません。 藤茶屋を出ると回遊式庭園が視界に入ってきます。 八橋のまわりに菖蒲・ドウダン・ススキが効果的に植えられていて良い感じです。八橋の 反対側には蘇鉄山があり、なかなかの風情ですな。 八橋を渡り園路を奥へ進むと神祠があり、北側に滋賀の八幡堀みたいな美しい景観が ありました。紅葉の時期に見逃せない隠れスポット的なエリアでしょうか。 さらに奥へ進むと御殿(重文)と名勝庭園がありますが、御殿が修復工事中なのでしょう か骨組みが組まれており、少し残念でした。それでも部分的には手入れの行き届いた 松、迫力のある護岸石組・築山石組など名勝庭園に相応しいものは感じられました。 ~明日の後編へ続く~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.12 21:30:13
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