2023年11月 木曽駒ケ岳ハイキング
凍傷からの復活で冬山に耐えられるかの試練です。日帰りで安全にかつ3000m級の冬山を体験できる場所はココしかありません。駒ヶ岳ロープウェイを利用して行ってきました。今回は寒さに耐えきれずに速攻で敗退の恐れもあり、他人を巻き込むのは申し訳ないので一人です。朝8時の始発の次くらいのロープウェイに乗られればいいかと、ぎりぎりの睡眠時間で出発します。しかし連日の出張仕事で疲れ気味なので、2回も途中のパーキングエリアでうとうとする。しかし、余裕で7時30分頃に駐車場に到着。やっぱり中央アルプスは近い。始発バスを待つが、登山者は少なくて、どちらかと言えば観光客の方が多い。雪がまだ少ないので登山シーズンではないと山屋さんは思ったのでしょう。上に到着するとそれなりに雪はあるので、一応雪山です。気温はロープウェイ駅では0℃。しかしポカポカ陽気で暖かい。しっかりと駅で準備して登りだします。夏道沿いにしっかりとトレースはあり快適に歩けます。カールの登りも順調に快適に登れます。真冬の傾斜の強い深い雪や、固い雪面を蹴り込むことに苦戦することもないです。主稜線に出るとそれなりの風、ぼーっと歩くとよろけるくらい。冬山ではこれくらいが普通でしょう。浄土乗越から中岳を得て、木曽駒へ向かる。稜線は強風で雪がそれほど積もってなくて、地面が見えいたり、露岩があって歩きにくい。さくっと木曽駒ピークに到着。続々と登山者もやってくる。軽アイゼンやチェーンスパイクでストックの軽装の人もいる。まだ初冬なのでいろんな方がやってきます。木曽駒だけでは時間が余りすぎるので、伊那前岳も回る。いつもと違う角度で眺められて面白い。ロープウェイ駅の裏や、カールを広く見れる。そしてそのまま駅まで戻ってくる。時間はあまるが指も心配なのでこれで下山とする。中央アルプスはあまり行くところがない、駒ケ岳のピークハントだけでは時間があまり過ぎるが、他をまわると日帰りは難しい。また難所である宝剣岳が真ん中にあり、お気軽縦走は途切れてしまう。ちなみに前回は将棊頭山の方に行こうとして時間切れで大変でした。一人でシーズン初めの日帰りにはこれで十分。荷物も少なくポカポカハイキングが楽しめたということで。肝心の凍傷ですが、ひとまずは寒さで耐えられないことはなかったです。1~2月のように日常の寒さによる痛さで耐えられないなどはなかったです。右手の爪がなかなかひっつかないところだけが痛かったです。短時間ならひとまず何ともなかったという成果です。(凍傷はまた別途書く予定です。)【タイム】2023年11月23日9:30 千畳敷ホテルのロープウェイ駅発10:10 浄土乗越10:50 木曽駒ケ岳ピーク11:30 浄土乗越12:00 伊那前岳13:00 ロープウェイ駅着