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カテゴリ:旅行の失敗
11日目 つづき タイからカンボジアの国境へ陸路で。 そこから、ピックアップトラックで、 アンコールワットのあるシェムリアップ へ。 騙され、500B(約1500円)になったが、 早く到着したいので、我慢することにした。 ところが、 そのトラックはなかなか出ない。 それどころか、人がドンドン乗ってくる。 そして、運搬荷物も積む。 荷台にはウリのようなものの袋を積み、シートをかけ、 その上に米袋を積み、またシートをかけ、人を乗せる。 少し大きめのトラックだったが、 荷台に15人、下にドライバーを入れて5人の 合計20人も乗ってしまった。 完全にウェイトオーバー。 オバちゃんに、「ここはどこですか?」と聞いた時に、ノートを出したら、 「7000」と書かれた。たぶん、これ7000R(約210円)が 現地の人の、このピックアップトラックの荷台に乗る場合の値段だと思った。 トラックがようやく出たのは、 市場に到着してから1時間経過後。 しかし、走り出してすぐ脇道に入る。 またどこかに寄って、荷物をもらい、 運転席の上のところに段ボールを4つくらい縛りつけている。 市場到着1時間30分経って ようやく出発。(もう夕方17時過ぎ) 車は、 たくさんの荷物と、20人くらいの人を乗せて、 40キロくらいで凹凸道を行く。 「あと1時間くらいで到着する」と信じていたが、 とんでもなかった。 2時間経っても、 舗装した道にさえ、出ない。 道は穴だらけで、避けて通ってくれるのだが、それでも時々かなり揺れる。 自分は相変わらず、荷台の縁に腰掛けて、必死でパイプにつかまっていた。 3時間で到着するどころか、19時くらいになり、 あたりは真っ暗になった。 一緒に乗っている人の顔も見えなくなった。 このころになると、もう自分も到着時間のことは、どうでもよくなっていた。 つかまっているのもたいへん。落ちたら大けが。 無事に到着することだけを祈った。 ところどころでトイレ休憩として3分くらいずつ車を停める。 (まわりは田んぼなので、みんな適当なところで隠れてしていた)。 前にトラックがいると、埃で前が見えないくらい。 砂埃で嫌になる。 荷台は狭くて、体の向きを変えるのも一苦労。 足下も荷物で窮屈。 ポイペトを13時30分に出発。 途中、1時間30分のロス。 20時になってもまだ凸凹 いったい何時に到着するのか?? 楽しい思い出としては、途中でスコールがあった時、 みんなでひとつの大きなシートを広げて、支えあい、雨がやむのを待っていたこと。 今日役立つコトバ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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