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カテゴリ:その他エピソード
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8日目 ホンジュラスからニカラグアへの 移動の朝。 コマヤグエラ地区のTICAのバス停へは、 昨日歩いて行って距離がわかっていたので、 重い荷物を持って、 トボトボ歩いて行くことにした。 到着初日の「タクシーぼられ事件」の 後遺症が続いている。 歩道に屋台が出ていたり、道が狭いのに、 人が多かったりで、平日の朝なので、 荷物を持っていると歩くのに、 持ちかえて通り抜けたりしなくてはいけなかった。 30分もかかってしまった。 窓口で搭乗の確認の手続きをしていると、 自分の赤表紙のパスポートを見て、 また日本人に声をかけられる。 元ニカラグアの協力隊員で、 現在、日本の仕事を3ヶ月休んで、 こっちに来ているらしい。 スペイン語は、高校生の時にボリビアに留学した上、 協力隊の仕事をしながらも身につけたらしく、 とにかく現地人と楽しく会話していた。 英語も出来て羨ましい。 「ホンジュラスでは、 昨日の日曜日にBOOMのコンサートがあり、 それに合わせてきた」と。 自分もあるらしい、というのは聞いていたが、 昨日の日曜、すぐ近くの国立劇場であったとは知らなかった。 彼(「元ニカ隊君」)が大使館の人と協力して、 ホンジュラスの歌手に「風になりたい」を教えて、 日本でコンサートが実現し、 その関係でこちらでのコンサートが実現したらしい。 「元ニカ隊君」は、 バックパックに「南京錠」をつけていたり、 「米をいれる白いビニールの袋」で バックを覆っていたりしている。 「ダミー用のポーチ」を腰に巻いて、 別のところに貴重品を入れており、 盗難対策は完璧。 自分は、と言えば、 いつものように尻ポケットにボタンをかけて、 財布とパスポートを左右に入れている程度。 これでは油断しすぎなのだろう。 「ニカラグア・マナグァの街は危険で、 何人も赴任中に日本の協力隊員が お金を取られている。」 「赴任2年のうち、16人いたが、 6人が何らかの被害にあった」。 「グァテマラシティー、テグシガルパ、 そして、これから行くマナグアは 特に危険な地域」。 「ニカラグアの観光名所カテドラルなど、 昼間でも移動にはタクシーを使った方が 良い」らしい。 「"歩き方"の地図に載っている 中心街のマルサ・ケサダ地区で、 安全なのは、赤く表示されている東側の 5分1くらいの地域だけ」。 欧米人はあまりヤラれない、というのが不思議だが、 「欧米人はマナグアには滞在せず、 すぐグラナダとかレオンの安全な街に 行ってしまうから」のようだ。 話を聞いているうちに、 ニカラグアに行くのが、 嫌になってきていた。 今日役立つコトバ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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