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◆『青天を衝け』草なぎ剛、慶喜として最後に見せた晴れやかな笑顔 吉沢亮の名演説も(2021.12.20 Real sound) 2021年2月からスタートした大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合)も残り2回という、ゴール目前のところまできた。前回、実業界からの引退を宣言した栄一(吉沢亮)だったが、第40回「栄一、海を越えて」でも彼はそのスピードを落とすことなく日本のためにと走り続ける。 民間外交に力を注ぐ栄一は兼子(大島優子)らを連れて渡米。91日間で全米60都市を訪問するアメリカ大陸横断の旅に出る。視察団の団長として日米親善に努める栄一の目的は、日本人労働者を敵と見なす排日の差別根絶。旅の途中、伊藤博文(山崎育三郎)が暗殺されたという訃報に衝撃を受けながらも、栄一はアメリカの経済人に向けての演説を続けていく。 用意していたスピーチ用の手紙を置き、栄一は伊藤の死、そしてこれまで多くの友を亡くしてきたことを伝える。栄一の脳裏に浮かぶのは、円四郎(堤真一)、長七郎(満島真之介)、平九郎(岡田健史)、西郷(博多華丸)、五代(ディーン・フジオカ)、弥太郎(中村芝翫)といった人物たち。「相手をきちんと知ろうとする心があれば無益な憎しみあいや悲劇は免れるんだ」──そう言って、栄一は排日運動が盛んなアメリカ西海岸を名指しする。「己の欲せざるところ、人に施すなかれ」という『忠恕』の教え、つまりは真心と思いやりは日本に広く知れ渡っていた。互いが心を開いて手を結び、皆にとって幸せな世を作る。それを世界の信条にしたいという栄一の思いは、アメリカの人々の心を打つ。タフト大統領(ニール・ギャリソン)に言われた「ピースフルウォー(平和の戦争)」という言葉をあえて引用しながら、栄一が叫んだ「ノーウォー」。徐々に熱を帯びていく息を呑むような吉沢亮の芝居はもちろんのことだが、「ノーウォー」を頭上から捉えたカメラアングルも筆者としてはシビれるポイントだった。 この演説シーンと同じく、実業団が用意した通称“100万ドル列車”に乗って栄一らが都市を移動していく場面は、パリ編で活かされたグリーンバックでの撮影の手法が取り入れられている。杖を使った吉沢の老いの芝居にも引き込まれながら、せっかく息のあってきた大島優子とのやり取りももうすぐ終わりなのかと一抹の寂しさを覚えた。 15分拡大版の第40回は前半の約30分をたっぷりアメリカ編として、後半の約30分をさらなる友との別れとして描かれている。栄一の幼なじみとしてともに育ち、生涯の相棒と呼ばれた喜作(高良健吾)はこの第40回でその生涯を閉じる。最期の舞台は血洗島。一時は道を違えたこともあったが、こうして大正という時代まで生き長らえることができた。それだけでいい。美しい夕陽のオレンジに照らされた2人が肩を組んで笑いあっている姿に、そんなシンプルなメッセージを感じた。血洗島獅子舞のシーンは、第2回をフラッシュバックさせる見事な演出。かつての幼少期から青年期へと一気にタイムスリップしたのも血洗島獅子舞だったが、2人が揃えばいつだってあの頃に戻るという栄一と喜作の変わらない関係性を表してもいる。 そして、慶喜(草なぎ剛)もまた自身の伝記『徳川慶喜公伝』の完成を見届け、77歳の天寿を全うする。鳥羽・伏見の戦いで敵前逃亡を選び、その責任から「いつ死ぬべきだったのか」を常に自身に問いてきた慶喜。しかし、今思うのは「生きていてよかった」ということ。慶喜は「話ができてよかった。楽しかったな」と栄一に優しく語りかける。吉沢はインタビューの中で「この作品のテーマを慶喜が語ってるシーン」と話していたが(参照:吉沢亮、草なぎ剛から受け取った多くの刺激 『青天を衝け』栄一として走り抜けた時間)、第40回で強く描かれているのは「生きる」という至極単純で、悟りの境地に達するほどに難儀なメッセージ。ただ、「快なり!」と父・斉昭(竹中直人)のセリフを連呼する慶喜の晴れやかな笑顔を見ると、その説得力は一層増す。 喜作、慶喜との別れの一方で、この第40回では栄一の孫・敬三(笠松将)が本格登場する。度重なる放蕩の末に、篤二(泉澤祐希)は渋沢家から廃嫡。その跡継ぎとしての責務は敬三へとのしかかっていくことになる。幼い頃から生物学者になることを夢見ていた敬三は、父の篤二とは違ってどこか無邪気で、あっけらかんとしている。しかし、栄一という偉大すぎる祖父から直々に頭を下げられるということの重大さに、さすがの敬三も表情を曇らせる。「これは決して命令ではない」とはいえ、それはもはや半強制的な命令である。 最終回「青春はつづく」においても、栄一はまだまだ止まらない。敬三の視点から見た栄一の物語として描かれながら、時代は次の世代へと受け継がれていく。 「ノー!ウォー!」 戦争になると体調不良になるくらい 全身全霊で戦争が嫌いな男(笑) 「みんなの幸せがいちばん」な栄一の 渾身の反戦演説、良かったわあ よしざーさんの演技の迫力 出し惜しみしない真っすぐさから来る「凄み」は ひとりで大人数を前にしても決して負けない強さがある よしざーさんがこの大河で渋沢栄一を演じるきっかけになった 映画「キングダム」の秦の始皇帝役を よしざーさんにキャスティングした松橋プロデューサー 改めて…慧眼だな! しかし栄一じいさんはガッツあるな 血洗島から始まって 京都にパリにしぞーかに 東京アメリカ…さらに中国まで行こうとしてるしw ◆<青天を衝け>草なぎ剛名演“史上最高の慶喜”ここに完結 最期は「快なり!」締め 視聴者「いい笑顔」(2021.12.20 MANTANWEB) 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第40回「栄一、海を越えて」が、12月19日に15分拡大版として放送された。同回では、ドラマに初回から登場し、作品を大いに盛り上げてきてくれた“もう一人の主人公”徳川慶喜(草なぎ剛さん)の最期が描かれた。 第40回では、アメリカでは日増しに排日の機運が高まっていた。実業の第一線を退いた栄一(吉沢さん)は、日米関係を改善しようと妻・兼子(大島優子さん)と渡米。特別列車で全米60の都市を巡り、民間外交に奔走する。しかし、その道中、長年の友、伊藤博文(山崎育三郎さん)暗殺の知らせが飛び込む。 一方、渋沢家では、篤二(泉澤祐希さん)が再び問題を起こし、責任を感じた栄一は苦渋の決断を下す。そんな中、慶喜の伝記の編纂(へんさん)は大詰めを迎えていた。栄一は慶喜から意外な言葉を聞かされる。 「いつ死ぬべきか、自分に問うてきた」という慶喜は、「生きていてよかった。話をすることができてよかった。楽しかったなぁ」と栄一に穏やかな口調で語りかける。家康よりも長く生きたことを「困った」と表現しつつ、栄一の「よく生きてくださいました」との言葉に「そなたもな」と応え、「尽未来際、共にいてくれて、感謝しておる」と思いを伝える。 そして慶喜は「快なり、快なり、快なり、快なりじゃ!」と声を張り上げると、「フフフ」と満足そうな笑顔。続けて「徳川慶喜は77歳の天寿を全うしました」と語りが入り……と展開した。 慶喜役の草なぎさんと栄一役の吉沢さんの名演も相まって、SNSでは「慶喜様…素晴らしき徳川最後の将軍でありました」「慶喜マジ大好き」「ケーキさん、最後いい笑顔!!」「徳川慶喜公がつよぽんでよかった。本当によかった」「歴ドラ史上最高の慶喜さま」「草なぎ剛の慶喜は自分の中で史上最高の慶喜だ」といった感想が次々と書き込まれた。(以下略) 「楽しかったな」 この科白 慶喜さんと中の人が シンクロして聞こえてきたわ これを受ける よしざー栄一さんの表情が またサイコーでしたね またキャスティングの話になってしまうけど 堤円四郎~草彅慶喜~吉沢栄一(~高良喜作) 作品を貫く主要人物の関係性が 見事にハマった感 前回の感想でも書きましたが 円四郎の死後 よしざーさん(栄一)のお芝居の中に 堤さん(円四郎)が生きているのに気が付いた時は 感動を通り越して鳥肌が立ちました NHKで放送していた「青天コンサート」中のコメントで 「一橋家臣時代は(軽みとか芝居の緩急とか)堤さんの円四郎を意識してお芝居をしていた」 とよしざーさんご本人の口から聞けたのも 嬉しかったな 徳川・薩長のお殿様からいち百姓まで 明治維新の政治家・商人等々あらゆる視点で ここまで丁寧に描かれた「幕末」「明治維新」も 珍しいのでは 渋沢栄一という人物を通して 大河の如き時間の流れ、歴史のうねり その中で懸命に「生」を全うした人々を描いた名作 大河ドラマ「青天を衝け」 残すところあと一回あるけれど もう先に叫んでおくわ 快なり!快なり! 快なりー! ◆吉沢亮、初のドキュメンタリー写真集 『青天の栄一』来年2・14発売(2021.12.20 ORICON NEWS) 大河ドラマ『青天を衝け』で主人公・渋沢栄一を演じた吉沢亮の写真集『青天の栄一』(ワニブックス)が、放送開始となった2月14日からちょうど1年後の来年2月14日に発売されることが20日、発表された。 約1年半にもおよぶ撮影で栄一を演じきった吉沢にとって初めてのドキュメンタリー写真集。栄一を演じ続ける中で見せた成長、変化、熱量に本音。新たな撮り下ろしとインタビューも加え、いまこのときだけの記録集となっている。本作への感動や思いとともに、思い出のアルバムとなるような1冊になっている。 吉沢は「大河ドラマ『青天を衝け』の現場をワニブックスさんに追っていただきました。1年半を通して栄一の成長とともに僕の成長も見ていただける作品になっております。ロケ地などで受けたロングインタビューもあります。ぜひお楽しみに!」と紹介している。 ドラマは26日の放送で、最終回を迎える。 ほお…美しい… 買っちゃおうかな… ◆【youtube動画】吉沢亮、炎の中「くたばれぇ!」と絶叫 LINEマンガへの愛を語るインタビューも LINEマンガ新CM『闘神転生記~世界を救うセカンドチャンス~』編&メイキング LINEマンガ! いつもお世話になっております! 今は「ガラスの仮面」と「イタズラなKISS」と「花よりも花の如く」を 懐かしく楽しませて頂いてます♪ よしざーさんの今年の漢字は「出」か… 出まくり&出しまくりの一年だったものね プライベートでのんびり遊ぶとかマンガ読むとかして どこかでゆっくりインプットしてね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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