ホウネンエビ
昨日、久しぶりに愛犬の散歩を私が担当することに。散歩コースには田んぼが多くあるのですが、ふと覗き込んでみると、巨大なチスイビルが!ウゴウゴと身体を伸縮させて水中を進む姿はとても不気味です。が、同時に久しく感じていなかった元生物部の血が騒ぐのを感じました。俄然、観察意欲が沸いてきたので色々な生物の観察を開始♪まだカブトエビの時期には早かったものの、小さなオタマジャクシや、アメンボ、そしてカイエビとホウネンエビを発見。・・・っていうかホウネンエビ多すぎ!!この生物がいる水田は、豊作になるということから豊年海老の名を持つこの生物は、エビ、カニなどと同じ甲殻類の仲間で、17,8年ぐらい前に流行った「シーモンキー」の仲間です。ただ、シーモンキー(ブラインシュリンプ)は塩湖に棲む生物ですが、ホウネンエビは淡水性です。鮮やかな黄緑色に赤のアクセントが入った、この2センチ~3センチほどの生物は見る人によってはグロテスクな印象を受けられるかもしれませんが、慣れてくると、これがなかなかに可愛らしいものでもあるのです。多分、見られるのは一ヶ月ぐらいだと思いますので、近くに水田がある方は、たまには童心に帰って、水面を覗き込んで見られてはいかがでしょう。今ぐらいなら、まだ浮き草も少ないですので、観察しやすいかもしれませんよ♪