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March 27, 2007
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これから何日かかるか・・
にんにの「就学問題」について、
振り返ってまとめてみようと思っています。

そのことが、
自分の心の整理でもあるし、
この日記を始めたそもそもの原点でもあるし、
それから、
もしかして、誰か読んでくれた人と共有できる
何かがあるかもしれないし。

そして、にんにや子育てに限ったことでなく、
わたし自身のこの人生そのものの、
紆余曲折はまだまだ続いているのだけれど、
以前のように辛くなくなったのは、
本当に本当にありがたいことで、
いろいろな人たちのおかげです。

この世界は信じるにあたいし、
希望を持つにあたいします。

もし、信じられなくて明日がこわかったり、
希望がもてなくて今日がつらかったりしても、
もう何もできることがない、と思ったその時に、
信じられる何かが起きて、
希望を見いだすことができるのだと、
私は、今、感じています。

こんな言い方、うさんくさいかもしれないけど(^_^;)

もともと、
わたしは、この世界も、そして自分も、
もう少し、貧弱なものだと
思っていて、
もっともっと寒い気持ちで、
何かと闘って、
その闘いに負けてしまったと思ったような時に、
ひどく不安で恐ろしい思いをしました。
また、反対に、
恵まれた境遇の時にも
生きることは汚らわしいような気持ちがあったので、
幸福を享受することはできませんでした。

長い長い思春期の混沌で、
そんな気分が極まって体調もひどく悪かった頃、
その出口で私を救った大いなる光は、
初めての出産。
ねねたん・・・あの、
お日さまのような小さな人を、
自分の身体を使って、
自然の大いなる力が育てて私に授けてくれた、と
このために私は生きていたのか、と
思いました。
身体も食べることも出すことも、
今日生きて、明日も生きるだけで、
日々が過ぎることも、
ねねたんをみていたら、
それだけで素晴らしいことだと思いました。
(親ばか(^o^))

とすると、
何のために生きているか、それが
わからなくて辛かったのかな、それまでは。
神様に見捨てられた寂しい子どものように、
自分のことを思っていたのかな・・。

(越山雅代さんのお話を知った今では、
栄養がすごく偏って、毒もたまっていたんだろうと、
思ったりもします。

それに、私の整体の先生は
「出産って、女に与えられた
人生をチャラにするチャンス」って、
冗談交じりに言うし。
骨盤のズレとかのことかも、だけど。

胎児にとってはどうなのか、
「親の因果が子に報い」っぽくて辛いけど、
出産は、子宮に毒がたまりやすいこと考えれば、
(だから生理を使って身体のお掃除できるわけで)
ものすごい毒だしにもなるのですよね。)

で、次の出産で生まれたのがにんに。

私の新しい季節の始まり。

そのにんにが、この春、7歳。

あの春から7年。
私も35歳。
人生の7年周期説にあてはめれば、
私のサイクルとにんにのサイクルは
同じタイミングで転じていきます。

そういう意味も感じてしまうほど、

にんには、大きな「問題」を作って、
私の生活に関わってきました。

でも彼が「問題」を体現する時期も
この7年で終わり(^o^)
と、私は、決意してます。

彼はもう私とべったりで生きてはいないし。

彼には、いつのまにか、
あっちにもこっちにも、
選び抜いたような素晴らしい、
いろんな人々がいる。

彼の存在は、もちろん、
私に「問題」ばかり意味するわけじゃなくて、
むしろ、私は彼がかわいくて、
彼がおもしろくて、
彼が必要で、
・・・
彼が愛しくてしかたがない。

そして、
彼の体調がすこぶるよくなって、
つきっきりで常に何かの看病やケアをするような、
そういうこともなくなっている。

あとは、彼がさずかった特質が、
彼の人生や存在の意味になるのだろうと、
思って、それを大事に、
育っていったらいいと思う。

だから、単純に、
にんにとの人生を楽しもうと思います。

ねねたんとうーたんも、
面白い子たちで、母として、
私はしあわせです☆

こういう春・・・ということで、

いろんなことのあいまに、
徐々に、書いていこうと思います。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


今夜も読んでます。私にとって「鍬(くわ)」のような本。1フレーズ1フレーズが、ざくっ、ざくっ、と、強く重く耕される

☆:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆

今日の日経新聞のコラム「春秋」に、日本は「大人の科学知識は先進国中、下から3番目だという。」と書いてあった。

 最近、翻訳のトライアルを受けたのだけど、その課題文が、アメリカの科学的なエッセイみたいなもので、小難しいことをすごく平易に、多少ユーモラスに書いてある文章だった。ある壮大なテーマの科学的研究についてだったんだけど、それを短期間で、が~っと調べただけで、私も世界がすごく広がった。宗教や哲学、歴史みたいなことも日常の色んなことも、頭の中のこと全部使って考えて理解して、世界を見渡すような気持ちになって、すごく新鮮だった。原文では、ひとつの段落に、最先端の研究の様子がずらりとさらりと書かれる。さらりと書き、さらりと読む(んだろうね)質の高さを思った。

 で、夜、「マリア・コード」で、ちょうど「宗教と科学」のことが書いてあった。

 科学の可能性、意味、あり方、魅力について、色んな角度からヒントをもらって、掘り進んでいる感じ。





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Last updated  March 28, 2007 06:30:08 AM
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