Half　The　World　Away

うわーーーー！
今リアルタイムでブラジルがオランダに負けました…
なんだこのショック…！！！！
ブラジルVSアルゼンチンを見るの楽しみにしてたのに…！！！！！

でもオランダおめでとう！
ブラジルお疲れ様！
相変わらずカカは素敵だった…！









さてさて。
話はかわって。

今日はめずらしく映画のお話です。





すっごく気になっていた映画だったので、この間思い切って借りてみました。
同時に「君に読む物語」も借りて見たんですが、私はこの「リトル・ミス・サンシャイン」のほうが涙がとまらなかったですね～…

数々の賞を受賞しているわりにはB級映画の匂いぷんぷんな設定。
でも私には大好物な設定でした。




「勝ち組」「負け組み」理論にこだわる父親。
「彼氏」にふられて自殺未遂をしたゲイの伯父。
ヘロインばかりきめちゃって老人ホームをおん出された祖父。
ニーチェを崇拝して一言も喋らない根暗な息子。
唯一まともな母親。
美少女コンテスト優勝をめざすちょっとおデブちゃんな娘。





このとんでもなく個性的でまとまりがなくて崩壊寸前の家族が、娘をつれて美少女コンテストの会場に向かうまでの小型バスでの旅を描いた作品。
旅の中でゆっくりと家族は再生していくのですが、
それを象徴するようなポンコツバスを家族で押す場面がほんとうに印象的です。（DVDのジャケットにもなってましたね）





基本的にはコメディなのに、完璧な絶望がこの家族に何度も訪れるたびに涙が出ました。
もうツボすぎました。
最後にオリーブちゃんが美少女コンテスト会場でダンスをするシーンでは、笑えるはずなのに涙がぼろぼろ止まらなくてたいへんでした。




見たことがない方はぜひ見てみてください～！！！
…多分過激なお爺ちゃんのせいだと思うんですが、12禁だったような（笑）






リトル・ミス・サンシャイン 【DVD】