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3月2日(土) 娘が私の友人に作ってくれた昼の食事。 皿うどんはプロが作ったみたいでとってもおいしかった。 私は80代、友人は40代。 まあなんと倍の年の差ではないか。 私が52歳、彼女は大学生での出会いだった。 私たちはスペイン語夏季講座で初めて出会った。 彼女はアメリカに留学中に、スペインでも古い時代からの由緒ある サラマンカ大学での夏期講座1か月間を受けにやってやってきていた。 私は奈留島からの申し込み。しかも初めての海外旅行を一人で 申し込んでの大冒険。行きも帰りも一人の飛行時間13,4時間。 行きの飛行機では隣の席が須川展也さん。サキソホーン?の演奏家だった。 それがいまNHKで2時から3時にあっているドラマの主題歌を演奏されている。 もちろんお名前も出ている。だから懐かしく今もあの飛行機での会話を思い出す。 友ちゃんと呼ぶ私の若い友は 同じクラスではなかったが、スペインの文化について全員そろっての 授業で彼女をみた。彼女は教室の真ん中あたりの窓際に座っていた。 私は反対側の一番前の席に座っていた。 私はそのころも似顔絵を描いていたので世界あちこちから来た社会人、学生 を描こうと張り切っていた。声をかけた人、かけない人もやってきて 描くかせてくれた。もちろんそれは一期一会のプレゼント。 だから私はひそかに思っている。私の似顔絵はプロではなく 下手だけど、世界中のどこかに私の絵もった人がいて、 たまにはそれを見て、若い日を思い出してくれているかもしれないと。 スペイン文化を講義する先生も若くてギリシャ彫刻のようなお顔。 先生も授業後に描かせてらったが、もちろん彼女も。 授業中も臆することなく美しい顔をした彼女は手を挙げて何度も 質問していた。ああいいなあーこんなにのびのびと大勢の人の中で発言できて しかもスペイン語を使っての質問。すっかり彼女に魅了された。 授業後似顔絵を描かせてとお願いしたのだった。 その絵を描いているとき、私は五島から来たと話すと、 私は東京生まれ東京育ち、故郷がないという。 それで私が五島に遊びにおいでよと誘った。 すると大喜びで・・・ほんとに?と何度も聞いてきた。 それから何回遊びにきたことか。 弟さんもつれてきたこともあった。 ちょうど夫が定年退職で家も建て直したばかりだし、布団も新調していたので それに離れ家もあったので、お客をするのは全然苦にならなかった。 新しいアオリイカの刺身、ブリやアジの刺身は島の友人たちからも 差入れがあったりして。また夫の船で釣りにでたりもした。 彼女は実家に帰るがごとく何回もわが家へやってきた。 それですっかり私たちは親友になった。 いや、年の離れた親子になった。 今もそのお付き合いは続いていて、娘とも仲良しで姉妹みたいにしている。 彼女は熊本出張がまたあるからまた来ると。 そしてわたしのままならぬパソコンも教えてもらった。 ローズコーン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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