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テーマ:大人のニキビ(444)
カテゴリ:ニキビ・ニキビ痕
ひとまずここに書いたとおりのTCA施術がひと段落しまして、経過写真は時系列でこちらにアップいたしましたので気が向いたら見てみてください。
その様子をざっとフローチャートにしてみますと、 EGF、FGFで表皮真皮を頑張らせ、レチノインを2週間→ TCA30%→ かさぶたになってから湿潤療法を知る→ 取れかけかさぶたをはがす→ よく洗う→ キズパワーパッド(ハイドロコロイド剤)を貼る→ はがす→ よく洗う→ ラップとサージカルテープを貼る→ はがす という感じです。 その経過写真には入っていないこぼれ話をひとつばかり。 このドレッシング法と呼ばれる肌を覆って乾燥させない湿潤療法は、精神的にも安定する要素があるありがたい方法です。 なにより、グロいところをあからさまに見えないように治療することが可能であるということです。 キズパワーパッドで覆っていなければ、このかなりの量のじゅくじゅく滲出液は垂れ流し状態となり、やがてごっついかさぶたになってしまうわけです。 むしろ滲出液が増えパッドが膨らんでくるのを見ると、キズを早くきれいに治すための司令塔がどんどん増員されている様が手に取るように分かり、快感すら覚えるほどでした。 帰宅して様子を見ると、斜め3つがつながり8年遅れてやってきただんご3兄弟になっていました。 どうやら次男が枠におさまらない暴れん坊らしく、やや脇に逸れています。 しかし治癒が遅かったのは長男で、長男部分だけ滲出液がファンデーションをはじいてのらないのです。 そうなると、今まではティッシュでおさえてファンデーションを叩きまくり、会社に着くころには滲出液が琥珀よろしく固まってしまっているというのが常でした。 ところが湿潤療法はかゆいところにまで手の届くできたお方でして、こんなことができてしまうのです。 まずラップで長男を覆い、その上からラップより一回り大きく切った肌色サージカルテープで固定します。 これなら鼻に絆創膏をつけている小学生より目立たない程度ですし、外を歩けないこともありません。 そしてその日帰宅してはがしてみたら、非常にいい具合に治まっていました。 琥珀突起物も作らず、治りもきれい。おおまかな施術後のディティールにまで対応可能ときた。 部分TCAにすれば、今後ダウンタイムというダウンタイムもないままいけるかもしれません。 うーんマンダム。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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