歓喜のラストプログラム
町田選手の引退表明を知って驚くとともに全日本の気迫にあふれたショートプログラム、解説なしで行われたフリーの第九をライブ映像で観られたことに感謝しています。放送時間にも観つつ、同時に録画もしているフィギュアスケートの放送は好きな演技のみ編集してディスクにしているのですけれども、今期はアメリカ大会での第九に衝撃を受けて、ショートプログラムとセットでハードに残していて。初めてお披露目されたアメリカ大会での第九、合唱のラスト、Götterfunken!の完璧なタイミングでジャンプを決められたのをみて、この時点でこの完成度ならばこれからどんなふうに極められてゆくのだろう、火の鳥のように年を越えて心に刻まれるプログロラムにされてゆくのかもしれないと、それからも愉しみに拝見していたのでした。歓喜がさらに完成してゆく様子を観られなくなるのは残念ですけれどもこれからの長い長いステージも喜びに溢れたものでありますようにお祈り申し上げます。「魂かがやくフィギュアの日記」