カテゴリ:長野県
17日(水)、E花旅の仲間たちとのお出かけは長野県の池の平湿原。
最初の予定は福島県境の大峠から流石山にかけてのお花畑でした。 でも、東北地方はまだ梅雨の真っ只中。 ところによってはかなりの豪雨になっているし、当日朝は宇都宮でも小雨がぱらついていたので、雨の心配のなさそうな長野県に行くことにしたのです。 予想は大当たり! 群馬県を抜けて長野県に入るとすぐに青空さえ覗いてきました。 心地よい高原の爽やかな空気を吸って、かわいいお花をたくさん見てきました。 17日の湿原には紫色のアヤメが多く、ハクサンチドリの後を受けて盛りに入ったテガタチドリもたくさん咲いていました。 トンボソウに似ていたのは 「ホソバノキソチドリ」だったでしょうか? この仲間を区別するのは素人には難しいですね。 20日ほど前に来たときにはほとんど葉っぱだけだった 「マルバダケブキ」にも黄色い色が見え始めていました。 数は少ないですが、 「バイケイソウ」も・・・。 近づいてよく見ると、一つひとつの花が上品でとてもきれいです。 「ヤナギラン」は、まだ開花が始まったばかり。 でも、数が多いので見頃にはいっぱい楽しめそうです。 「忠治の隠れ岩」の先の休憩所で楽しみなランチタイム。 途中の「雷電くるみの里」で買い込んだ「わらじ餅」やみんなが持ってきたから揚げやキュウリの煮物に舌鼓を打って、この日もまたカロリーオーバー間違いなし・・・! 軽くなったリュックを背負い、重くなったおなかを抱えて山の方に登っていくと 「ヤマブキショウマ」がたくさん咲いていました。 ここには栃木県では見かけないお花も多く、名前を何度も確認しながら歩きました。 たとえば 「グンナイフウロ」 「グンバイヅル」それに 「シャジクソウ」・・・。 三方が峰のコマクサ園で高山植物の女王といわれる 「コマクサ」を初めて見たT美ちゃん、大感激でした。 「まさかコマクサまで見られるなんて、想像もしてなかった・・・。」 三方が峰に登る手前で見た 「イチヤクソウ」、外側が少しピンク色をいていましたが 「ベニバナイチヤクソウ」だったのかしら? 見晴台~雲上の丘とまわるうちに黒い雲が近づいてきて、少しの間傘を差す場面もありましたが、歩く邪魔になるほどでもなく、お花の宝箱のような池の平を堪能できました。 とにかくお花の種類も、数も驚くほど多く、それなのに歩くのがとっても楽なのが私たちには全く不思議なほどです。 今まで栃木県内で見ようと思うと、長い登山道を時間をかけて登ったり、岩場や鎖場、あるいはどろどろ道を歩いたりしないと見られなかった高山植物がこんなに簡単に見られるなんて、長野県民がうらやましい限りです。 長野県のお花見ハイキング、病み付きになりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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