栃木の花旅

このところ不安定なお天気続きで、今も雷が鳴って雨が降っています。

４日に予定していた花旅も、７日予定のＥ花旅もどちらも涙を呑んで中止・・・。

そんな中、昨日は久しぶりにお日様登場！

待ってましたと午前中の用事をすませ、早お昼を食べて向かったの県北大田原市・黒羽の城址公園。

両親が健在だったころだから１０年以上も前に一度行ってみたことがあるだけなのです。


黒羽は大関氏の居城黒羽城を中心にした城下町。

江戸時代に芭蕉が奥の細道の途中で１３泊１４日もしていったことで芭蕉ゆかりの地しても有名で、歴史的な建造物や資料がたくさん残された落ち着いた魅力ある町です。

城址公園として整備された黒羽城は、今ちょうどアジサイが盛りで紫陽花祭りの最中でした。
でも、久しぶりに晴れた日だったのに訪れる人も少なくゆっくり見物できました。


　　　　　

ここのアジサイは青色が中心で、そこに白と薄紫が少し色を添えているだけなので、以前に見たときは寂しげに見えたのですが、久しぶりに見るとその地味な色合いが何とも涼しげできれいに感じました。

年を取ったせいかなあ・・・。

　　　　　


　　　　　


　　　　　


でも、アジサイはやはり小雨の中で見るほうがきれいかなあ？
昨日は余りにもお天気が良すぎて、きれいな写真を撮るにはコントラストが強すぎたようです。
（ オートモードで撮っているだけなので、仕方がないんですけどね ）

お濠だったところにもアジサイがたくさん咲いていました。

　　　　　


写真の奥に見える橋が芭蕉の館への連絡路になっていたのでそちらも見学してきました。

　　　　　

入り口にあったのは旅をする芭蕉と門人・曾良の像。

中の展示物は黒羽の歴史や芭蕉の足跡を紹介するものや、小中学生を初めとした地元の人たちの俳句など。
歴史や文学には疎い私ですが、結構楽しむことができました。

この近所には他にも訪れてみたいところが出てきたので、いつかまたゆっくり訪問してみたいです。

とにかく城址公園にしろ、芭蕉の館にしろ、この梅雨時の草の生える時期にお庭がすっきりときれいに整備されているのに感心して帰ってきました。