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栃木の花旅

栃木の花旅

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2019.07.19
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カテゴリ:旅行
私たちが訪ねた道東の厚岸、浜中あたりは観光客が少なくて、訪れる人によってはただただ寂しいところかもしれません。 でも、野性味あふれる自然の宝庫は私たちにとってとても楽しく心休まる所です。

そして、北海道のほとんどの道路がきれいに整備され看板もわかりやすいので安心して走ることができます。 町と町の間隔が長く、コンビニもお店もなくても所々見晴らしの良い場所に「駐車公園」というものが整備されていて、広い駐車場とトイレが設置されているのは女性にとっては大変ありがたいです。

私たちが訪れたのはちょうど北海道の大地にお花が咲き乱れるとき。
どこを走っても、どこを歩いても周りはお花がいっぱいでした。

いたるところに咲いていたのはシシウド系の大きな花。
でも、なかなか図鑑を見ても区別はつきませんね。

     

     

一緒に咲いていたのはアヤメとヤマブキショウマ。

いつも見慣れた花かと思うと、何か雰囲気が違う、と思う花も・・・

     

「マルバダケブキ」かと思ったら「トウゲブキ」でした。

     

普通の「ダイコンソウ」よりも大きめの「オオダイコンソウ」。

そして、やはり色鮮やかできれいだったのは「ハマナス」の花。

     

咲き始めの新鮮な花を見られたのは運が良かったです。


さて、「アゼチ岬」へは行ったけれどどんな所か思い出せません。
同じように草原を歩いて行った先に海が見える展望台・・・?
確か「獫暮帰島(けんぼっきとう)」が見えたような・・・。

     



鮮明に記憶しているのは駐車場に戻った時に近くに停まっていた車の男性に声をかけられたこと。

「今夜はこの辺で泊まりませんか?」と。

人の少ない場所を訪ねていると出会うのはどこへ行っても同じ人。
この男性にも何度か会って言葉を交わしていたのですが・・・。

私たちは宿をとっているので、とお断りしたのですが、この寂しい場所で車中泊をする勇気はとてもありませんでした。

聞けばこの男性は高知からの一人旅で家を出てからもう1か月半にもなるというのですから驚きました。
佐渡島を回ってそれから北海道に渡ってきたそうですが、「毎日一人でいるのが寂しくなった」というのです。それはそうでしょうね~。
最近はキャンピングカーではなく普通の乗用車での車中泊が増えているとは聞いていましたが、北海道にはいろいろな人が行っているんですね。


この日のハイライトは「霧多布湿原」。

「ゼンテイカ」(キスゲの仲間)や「ワタスゲ」が湿原いっぱいに咲き乱れ、それは見事でした。


     

手前には「ノハナショウブ」その奥に「ゼンテイカ」一番奥の白いのが「ワタスゲ」です。
     

場所を移動すると一面のワタスゲが真っ白い穂を揺らしていました。

     

この雄大な景色を道路に車を停めただけで眺めることができるなんて贅沢すぎますよ。

湿原の景色を楽しんだ後は湿原センターで一休み。
ゆっくりコーヒーをいただいて、この日の宿のある釧路に向かいました。

帰り道はもちろん前の日に通って楽しかった「難読ロード」。

「火散布」(ひちりっぷ)「藻散布」(もちりっぷ)という地名も面白い。

「又飯時」(またいとき)「跡栄賀」(あとえか)「老者舞」(おしゃまっぷ)・・・。
難読地名を訪ねる旅も楽しいかもしれませんね。

もう翌日は帰り道。
途中に「原生花園」があったら見ていくつもりです。





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Last updated  2019.07.23 23:47:13
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