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カテゴリ:花の紹介
ネットの「はなせんせ」で植物を調べているうちに、ユリノキの項目がありました。何が書いているのだろうと開いてみると、1枚の写真に目がとまりました
まるで油絵のような秋の田園風景でした。昭和50年頃の写真です。 その写真の説明には岩手県江刺市田原の推定55年、樹高30メートルの59本のユリノキの林と書いてありました。この林の持ち主は紺野ツマさんで、亡き夫が養蚕学校を出て、福島の三河地方に研修に行った時に、実を持ち帰ったもので、裏山に植えたものが林を形づくっていると書かれています。このようにユリノキが単木で植えてあるのではなく、林になっているのは大変めずらしいのだそうです。 今から42年前のことです。もしこのユリノキが今も残っていたら樹齢97年ということになるでしょう。 実際にこのユリノキがあるのか確かめてみたいという気持ちになりました。私が江刺の田原に住むようになって40年になります。その頃にはこのユリノキはあったはずです。 同じ部落の知人に紺野ツマさんをさがしていると話ました。その日の夕方に返事があり、驚いたことにその家は私の家から車で4分くらいの同じ部落でした。私の家は高台にあるので、遠くまでよく見えます。秋になるとひときわ目立って金色に輝く樹木林が見えていたので、イチョウかと思っていたのですが、それがツマさんのユリノキの林だったのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
ユリノキ、
盛岡には結構あります。 岩手大学工学部脇に並木道がありましたが、昨年道路拡張の為 大きなイチョウの木と共に切られたかも・・・ 新しいフェンス設置の際も、残されていたのですが。 岩手大学構内には巨木、大木がずいぶん残されています。 北海道大学以外では、本州では二番目に巨木が多い大学なのだそうです。 「岩手大学樹木めぐり」というイベントもあります。 また、中津川沿いの、盛岡歴史資料館(元の県立図書館)脇にも 並木道があり、春先はとても綺麗です。 ヒロ子さんのお近くにそんな古いユリノキがあったなんて 驚きですね。 (2017/08/05 01:28:01 PM)
佐香厚子さんへ
コメントありがとうございます。 最近いろいろな植物に目がいくようになりました 年かな? 今回のユリノキは人がかかわっている過程が面白いと思いました。 逢ったことのない人だけど・・・ (2017/08/22 11:18:24 PM) |