ｸﾗｲﾏｰ系　最強

9月の連休はがっつり練習したかったが、恐らくいつもの練習仲間はほとんどウィダーに出るだろうから、自分もなんか出てみよう、って感じで参加を決定。沖縄もあることだし、ソロで5Hがちょうどかなと。週末に飯田があるので火曜日にレースで走っておくのは◎。

先週の練習会で、トシさんより、ﾅｶﾞﾗさん・ｻｶｷﾊﾞﾗ君が5hソロに出るようですよ！と聞いた時点で正直、優勝は無理と思ってしまった。。。

当日は、目覚ましを何度か叩いて4時過ぎにやっと起床。まったくテンションが上がってこない。。。　コンビニで買出し、名四をかっ飛ばして鈴鹿サーキットまで。駐車場からサーキットまで、ずらーっと人が並んで歩いており、受付するまでに30分以上かかった。。。　

無事トシさんと合流し、オハラ君を待つ。初日はマックスの人もいつもの練習会メンバーもほとんど参加しておらず、オハラ君が今回チームを組んでいるダイモンさんにお世話になった。初対面にもかかわらずテントも遣わしてもらい、サポートもお願いさせて頂いて、本当にありがとうございました。

ゆっくり準備していると、いつの間にかスタート20分くらい前になる。並びにいくと、既に長い列が出来ていたが、明らかにマイペースで走ります！ってな人が多いので真ん中あたりまで上がらしてもらう。

スタート後、先頭をワークス系（愛三、アンカー）が曳いてペースを作っており、集団がすごく長く伸びる。こんなところに居ては中切れでレースが終わってしまうと思い、後半の登り勾配部分で一気に先頭から15番目くらいまで上がる。しばらく走っているが、どうも周りの選手も前に出たいようで安定しない。下りやホームストレートではずんずん出てくるが、シケイン前の登りで中切れ、、、というパターンが何度か続いたので招待選手のすぐ後ろに張り付くことに。

ペースは5～6周目まではかなり速かったように思った。最初はワークス系の選手だけでローテ。アタックではないのでＴＲのレースのようなやばい！！ということはなかったが、着いてるだけでもそれなりに脚を使ってしまう。そして序盤の振るい落とし？が終わった後は、先頭集団（15人くらい？）全員で回すスタイルに。

※この時点で、ｻｶｷﾊﾞﾗ君とﾅｶﾞﾗさんが居ないことに気付く。うん？と思いながらも正直ラッキーな気はした。

曳く時間は本当に人それぞれ。前に出たと思ったらすぐ下がってくる人もいれば、先頭が近づくと自主的に下がっていく選手も。。。　初日の10時間の総合でぶっちぎりで1,2を決めたトラクターだが、そんな情けない走りをする選手もいた。二日目の8時間のために脚を残しておきたいんだろうけど、、、。

まぁ、ちゃくちゃくとレースは進むが、どうにも脚が重い。途中、トシさんに経過時間を聞くと、二時間半とのことで、この時点では「もう半分か！」なんて思っていたのだが、、そこからの30分が厳しかった。脚を攣るようなことはないが、カラダ全体が重くなってきて、時折できる中切れを埋めるのが一苦労。ローテに加わってくれているワークスの選手に頼ることもあったかな。

それから、序盤～中盤はペースが速くてとてもドリンクを受け取れるような状態ではなかったのでオハラ君に少し飲ませてもらった。それと、オハラ君が交代で下がったときにボトルを渡して欲しいと伝えたつもりでいたら、途中、アタックしてわざわざ水を取ってきてくれた！　本当に申し訳ないです。ちなみに、ピット外での補給は禁止のようで、このボトルがなければ、恐らく完走できてなかった。補給はこの水と一度だけコーラを受け取ることが出来た。（このコーラを受け取ったあとに、監視員より注意を受けたようです。）　でも、ピットの入り口は周回遅れの選手でふさがっており、かと言って中盤以降はアタックして時間を稼ぐことも難しく、どうすればいいの？という感じだった。

3時間経過時点では、かなり苦しくなったが、3時間半くらいになると、少し楽になる。あまり先のことは考えず、ただ集団から堕ちないように集中するのみ。一応、周りの選手の確認もするが、ゼッケンNoもちゃんと把握していないのでイマイチ。ただ、走りを見る限り、トシさんが一番余裕がありそうだった。トシさんが先頭に出たときに、普通に踏んでいたとは思うが、何度か飛び出してしまうことがあった。

そしてまた残り1時間くらいになって少しペースが上がったのか、人が減った気がした。まぁ周回遅れの人もいるのでよく分からないが。

自分は水も残り僅かとなり、早く終わって欲しいという思いのみ。笑

残り数周となっても招待選手は普通にローテしている。自分としては、一人では逃げることは出来ないので、トシさんとうまく抜け出すことを考えていた。しかし、招待選手は全く退くそぶりもなし。

それでもさすがに最終ラップは勝負を見守るだけだろうと思い、直前にトシさんに伝えて裏の登りでアタック！

トシさんが先頭に出てくれて、どうかな？と後ろを確認すると、なんとアンカーの人が曳いてるではないか。アウチ！

ラストは、愛三やらアンカーの選手がプチアタックする中、何人かで一応スプリント。一個目のゲートとナゼか勘違いし、トシさんと1,2フィニッシュ？！と思うも、もう一個ゲートありますよ？などと言いながら微妙に加速。しかし、本当は二個目のゲートの少し手前にある緑のラインが正解で、一人に先行されてしまい結局2,3位となった様子。アウチ！

まぁ最後はグダグダだったが、よく走れたなぁというのが正直な印象。それにしてもトシさんは強くなったなぁ。というか、夏は苦手なだけで、春頃も周回錬ではかなり強かったか。沖縄はガチンコで行きましょう！

しかし、ラストの勝負まで招待選手が引き倒すとはまさかの展開だった。素人のスプリントは危険だと判断されたのか。まぁ、確かに自分はラストでスプリント勝負をしたことはないけど！

いらんアタックかけずに、愛三のｼﾅｼﾅ（多分）についていければおいしかったかもなぁ。


●補給
・ｶｰﾎﾞｼｮｯﾂは気付いたら食べるという適当さ加減だが、それでも7本使っていた。
・ゼリーは1.5個。
・ボトルは2本スポドリ＋コーラ＋水
太陽が出ず気温が上がらなかったことでなんとか走り切れた。

●その他
そういえば、衝撃的なものを見てしまった。
鈴鹿ｴﾝﾃﾞｭｰﾛは、お祭りみたいなﾉﾘもあるので仮装して走ってる人もたくさんいる。（仮装大賞なんてのもあったような。。）

スタートして2～3周回したところで、ピンクのセーラー服を着てた人（しかも服が小さく、背中やパンツ（れーパン）がまる見え）が前から周回遅れで降ってきて、その時はあぁ色んな人がいるんやなぁと思っていた。しかも先頭集団に入って曳いていたかな？

で、その後何周かして、ホームストレート付近で、腰をつんつんと押されたのでふと横を見ると、、、さっきのピンクのセーラー服の人がいる。

はて？と思ったが、顔をよくみると、、、

なんと、

ﾅｶﾞﾗさんではないか。

何をやっているんですか。。。

すぐには事態を飲み込めなかった。がちがちの硬派なシリアスレーサーと思い込んでいたのもあるが、まさか、、、ね。

ﾀｶｵｶさんがセーラー服を着て走ってたらどうしますか？
藤田さんでもいいけど。そんな感じです。
まぁ、56さんなら驚きませんね。

ﾅｶﾞﾗさんが前に出て曳くたびに、笑いがこみあげて仕方なかった。スカートから伸びた脚があまりにセーラー服とミスマッチだったからか。

「今日は遊びですわー、優勝してや。」と言われたが、総合は三位どまり。ﾅｶﾞﾗさんが本気で走れば楽に15万をとれたはず。うーむ。よし、来年は八時間ソロに仮装で出るか？！　

遊び心も大切です。

飯田頑張ろう。