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カテゴリ:レース
8/23に今年最初で最後の乗鞍TTをやったところ、58分55秒ほどorz。
去年の最終TTはNHKさんに荷物を預けていたとは思うが、56分20秒。 最初のコーナーすぎての上りで脚はイマイチだとは思ったが、、 決戦仕様なのでせめて58分フラットくらいでは走っておきたかった。 3月半ばに膝を痛めて、5月GWから練習再開。 脚は3ヶ月あれば仕上がるけど、あとは減量だけかな、、などと思っていた。 7月の乗鞍スカイライン、前日にけっこう乗った翌日だったが、とても気持ちよく脚が回る感覚はあった。 8月上旬のニセコヒルクライム、合宿3日目ということで、疲れは溜まっていたが、 コース幅が細くなって勾配の上がる後半は脚が気持ちよく回った。 8/8はニセコの後3日間疲労を抜いて、乗鞍へ。 TTをやるが、どうにも脚が重い。 でも、やり遂げることに意味があると耐えていたら、4km地点くらい?でパンク。 気持ちもパンクして、あとはダラダラ上っていたら矢部さんにぶち抜かれるという、、w 体重は3歩進んで2歩下がる感じではあったが、なんとか8月中旬には59kg台へ。 最終TTはダメだったが、練習量を考えても、体重を考えても、、きちんと疲労さえ抜ければ、去年並みに走れるハズ。 そこだけを拠り所に、乗鞍に入った。 ========================== 本降り状態の夜中、まったく寝付ける気配もなく、雨雲レーダー(予報)をぼーっと見る。 誰やねん、当日は昼まで天気持つらしいぞ、とか言ってたのは!w 別のことを考えようにも、気付けばレース展開を考えてしまっている。。 そんなこんなで、しゃきっと3:30起床。 今年はフランスパンをまるっと一本、ハム+チーズ+練乳チューブでもぐもぐと。 1500kcalはいかないくらいか。 トイレも好調^^。 5:30過ぎに、出展者駐車場のGOKISOテントへ。(雨の中、ほんとにありがとうございます。) 横にはテツさんワゴン。 ヒロミさんはもうアップ始めている。1hほどはやるとのこと。 この辺は、選手によって当たりどころがまったく違うなぁ。 そうそう、この時点でテツさんからGOKISO郡山さんへ、ゴールはCP1くさくない?アウター要るでしょ? との情報が。(恐るべき眼力でした。) 自分は、可能性としてはあり得ても、それはほぼ負けを意味する(と思い込んでいた)ので、適当な返事をしていたと思う。 主に、レースやるのか、短縮になるのか、どうなんだ、と言ったことをしゃべりながら、準備を進める。 当初発表予定の6時を過ぎても、協議中と繰り返すのみ。 そして、確か6時半くらいか?、耳を疑う放送が、、。 「・・・・・・・・ゴールは、、サンボンダキになります。」 ハ?! 中止じゃなくて?!(主催者さま、すみません。) 後日談ですが、嫁曰く、「元々白い顔面が蒼白になってたよ。顔を手で覆ってうなだれ、漫画みたいだった。」と。 終ったと思った。 しばらく頭が真っ白になる。 すると、そこへ満面のあの人が! 「うぉー。オレの時代が来た〜〜〜!!!」と、イナーメレインジェルを嬉しそうに塗り込む56さん。 なんなんだ、この引きの強さは! (と、この時は思う。) 一瞬だが、、もうDNSが頭の中をよぎる始末。 でも、、 CP1までの超短縮レースで、15分で終ろうが、スプリント勝負になろうが、2015の乗鞍チャンピオンは誕生する。 そのうち、短縮されたなんてことも忘れられて、記念すべき30会大会は*選手でした、、ってことになる。 ふと、高岡さんの2009沖縄のレポートを思い出した。 郡山さんと作戦を話す。 序盤からハイスピードは間違いないから、前が見えるところでスタートすべし、と。 自問自答する。 ・スプリントは差がついてもせいぜい1秒。 ・ニセコの経験、富士スバルの話しから、、勾配5%では逃げられない。 ・クライマーの習性として、、自分で追う人が多い。(→強いスプリンターが生き残る) ・鈴蘭橋までの約1.7kmは比較的勾配がキツい。(→後ろから出ても、追い付きやすい) ・15分なら56さんは持つ。しかも、うまい。。(→どうする??) コースの特徴、ネットタイム方式という点から、、スタート位置が超重要ではないか。 56さんを振り切るには、、後ろから出て、1.7kmまでの間に、先頭へ先に到達し、そこからすかさずアタックをかけて数名での逃げを作る以外にない、、という結論に。 トイレから帰ってくると、、選手の移動が始まっている。 その列を見て思う、、選手少なくないか?! どうみても200人はいない。150人くらいか。 移動が終るくらいのタイミングで後ろから加わる。 最後尾はまだ人が流動的なので、少し前へ進んで、後ろから5列目くらい?へ。 周りを確認する。 3列くらい前に矢部さん、乾さんがいる。 その少し後ろで、兼松さんがレインジャケットをガードレールに結んでいる。 後ろは、、よっしーさん。 で、56さんは? 見つからない。(前の方も見に行ったと思われるGOKISO会長にも聞いてみるが、分からん、と。) 結局、見つからないまま8時スタートを迎える。 ピストルの音がなる。 思いの他、動き出すまでに時間がかかる。 前の人がクリートキャッチをミスった上に、自分もぐにゃっとした印象だったのでつけ直す。 あとはただ全開で前を追う。 川のように水が流れているが、どうでもいい。 声を出しながら、前の選手を縫う様に進むと、、第1コーナーの手前くらいで、確か兼松さん、乾さんの近くにくる。 とりあえず、このメンバーと前を追えば大丈夫だ。 とは言え、彼らも相当なハイペースで先頭を追っている。 善五郎あたりで矢部さんの後ろに入ったか。 S字を曲がって、ストレートに差し掛かるところで、、なんと56さんが端によって手で合図を出している?! (師匠のトラブルによって、、心が軽くなってしまった。。<(_ _)>)。 ストレート区間の真ん中くらいか、ほぼ先頭から20番くらいまで来る。 とりあえず、一息つく。 確か、鈴蘭橋で前を見ると、一人青いジャージの選手が逃げている?(休暇村だったかな。。) 赤玉ジャージの宮本さんが追っている。 少しずつ集団内の位置を上げる。 夜泣き峠で、ほぼ先頭へ。 記憶が曖昧だが、一瞬ペースが下がったので、逃げとの差を詰めるくらいの気持ちで80%くらいでアタック。 うーん、けっこう脚に来てるな。。 早めに下がる。 確か、そのまま逃げは捕まえたか? 全く記憶が曖昧。 ただ、1700mのコーナーの前後だったとは思うが、矢部さんの強烈なアタック! これはヤバい。 すかさず、追う。(誰かが追ったのに張り着いたんやったか?) 先頭に出て追った際の、矢部さんと詰まる速度と脚パン度を考えると、一人ではキツいと思い、手で交代を促す。 兼松さんが出てきたかな。 ただ、その後ろが少し離れていたか? 一瞬の平坦区間では、確か、矢部→(10mくらい)→森本/兼松→(10mくらい?)→集団。 その先の4連ヘアピンで、掛けてみるつもりだったのだが、 矢部さんに追い着いたものの自分も一杯一杯。 ヘアピンを抜けるころには、なぜか自分が先頭にw 前の取材車が近いのでスリップストリームに入りつつ、後ろ二人を伺う。 と、次のコーナーあたりで兼松さんのアタック! で、これを自分で追ってしまう。 追い付いて、さぁどうしよ?ってところで、最後のコーナーを抜けた直後くらいで?矢部さんアタック! 落ち着いて追う。 追う。 追うけど、縮まらん!! 矢部さんはチラリと見て、合わせてくる状況。 差せると思っていたが、矢部さん先行のままラインを超える。 矢部さん、絶叫。 自分、呆然。 冷静に距離差を振り返る。 ホイール一個分くらいか?もっとあったか? コンマ数秒。 多分、スタートの時の差から言って、矢部さんは1秒は離れてたハズ。 兼松さんは?微妙か。でも、自分より後ろではなかったハズ。 ゴールはほぼ同着? まぁ、とにかく後は発表を待つのみ。 とりあえず着順でインタビューを、ということで、自分が2番目に話ししている最中に、どなたかが主催者発表の結果を告げてくれる。 ホッとするとともに、やはり申し訳なさが強く、仕切り直したインタビューも非常に歯切れの悪いものになってしまった。。 ===ひとまずここで=== お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.08.31 22:22:16
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